麻痺手を自分で動かさなくてもできるリハビリ方法に、
・運動イメージ
・受動運動
・運動観察
の3つがある。
どれがいちばん適していそうか調べてみたそうな。
健常人21人と 脳卒中で重度片麻痺患者5人について
上記3つの方法を試した時の脳皮質の活動状況を
脳機能MRIで観測し、実際に手を動かしている時の
標準的な活動パターンとの違いを比較した。
その結果、
・健常人では次の順で知覚運動野の活動が実際の運動パターンに近かった。
受動運動>運動イメージ>運動観察
・脳卒中片麻痺患者では次の順になった。
運動イメージ>受動運動>運動観察
脳卒中片麻痺患者のリハビリは、
療法士さんに手を動かしてもらうよりも
運動イメージ訓練をしたほうが効果的かもしれない、
というおはなし。
感想:
実は最近、
終電に乗ろうとして駅の階段を駆け登る夢をよく見る。
これって、睡眠中もリハビリしてるってことなんだよね。