元
Suicidal drug overdose following stroke in elderly patients: a retrospective population-based cohort study.
2018 2月 台湾
脳卒中により自殺リスクが高まることが数おおく報告されている。その方法にはロープや銃を使った暴力的なものや服毒による非暴力的なものもある。
そこで、高齢の脳卒中患者のうち 薬の過剰摂取により自殺を試みる者がどれくらいいるものか調べてみたそうな。
元
Suicidal drug overdose following stroke in elderly patients: a retrospective population-based cohort study.
2018 2月 台湾
元
The Clinical Features of Ischemic Stroke Patients for whom Smoking Was Considered the Sole Risk Factor for Ischemic Stroke.
2018 2月 日本
元
Childhood Stature and Growth in Relation to First Ischemic Stroke or Intracerebral Hemorrhage
2018 2月 デンマーク
・この間に10412人の脳梗塞、2546人の脳内出血があった。
・7歳時の身長が脳卒中リスクとあきらかに逆相関にあり、
・脳梗塞は男女ともに、脳内出血は男性にのみ この関連がみられた。
・7→13歳まで通してこの関連はみられたが、
・この間の身長の伸びの大きさと脳卒中リスクとの関連は確認できなかった。
元
Asian-American ethnicity associated with severe stroke, worse outcomes
2018 1月 アメリカ
・全体の3.6%がアジア系アメリカ人だった。
・彼らの機能回復度は白人よりもわるかった。
・tPA治療を受ける頻度も低かった。
・たとえtPA治療を受けられても出血などの重度の合併症がおおかった。
・2004→2016に tPA治療はアジア系アメリカ人にも普及してきてはいるが、重症度が低下傾向にあるのは白人のみだった。
元
Ischaemic stroke, haemorrhage, and mortality in older patients with chronic kidney disease newly started on anticoagulation for atrial fibrillation: a population based study from UK primary care
2018 2月 イギリス
・脳卒中発生率は、100人あたり年間で、脳梗塞 4.6 vs. 1.5人、脳出血 1.2 vs. 0.4人 でいずれも抗凝固薬グループが高く、
・抗凝固薬を飲まないグループと比べたリスクは、脳梗塞2.60倍、脳出血2.42倍、総死亡率0.82倍だった。
元
Anxiety After Stroke The Importance of Subtyping
2018 2月 イギリス
・22%の患者に不安障害が見られた。脳卒中後の不安障害には恐怖症性のものがおおく彼らの脳卒中回復度はよくなかった。不安障害の治療は恐怖症性と全般性の違いを確かめる必要があるだろう、
・恐怖症性の不安障害がもっともおおく、恐怖症性のみが10%、恐怖症性+全般性不安障害が7%、全般性不安障害のみが4%だった。
・不安障害の患者は恐怖症性の回避行動があらゆるシーンで高頻度に見られた。
・回復不良率(mRS:3-5)は 55 vs. 29%で不安障害患者におおく、
・QoLと社会参加率も低かった。
元
Rhythm perception and production abilities and their relationship to gait after stroke.
2018 2月 カナダ
・脳卒中患者のリズム感受性は健常者よりも低かった。脳卒中のあとリズム感受性が低下していた。歩行の非対称性はリズム生成能力の低下と関連していた。歩行タイミングを知らせるリズミカルな音響刺激が有効かも、
・脳卒中患者のリズム感受性はCMSAの脚足スコアとあきらかに相関していたが神経症状や認知機能との相関はなかった。
・TGAスコアはCMSA脚スコアとあきらかに相関し、リズム生成能力の低下で説明できた。
元
Risk of de novo aneurysm formation in patients with unruptured intracranial aneurysms.
2018 2月 アメリカ
・この間に3人であらたな脳動脈瘤の発見があった。
・これは年間0.18%の発生率に相当し、
・あらたな脳動脈瘤の破裂はなく、3例いずれも2mmの大きさだった。
・過去の研究7件1100人分のメタアナリシスも試みたところ、その率は年間0.4%となった。
元
Remote limb ischemic postconditioning promotes motor function recovery in a rat model of ischemic stroke via the up-regulation of endogenous tissue kallikrein.
2018 2月 中国
・RICグループで運動機能の回復がすぐれていた。
・RICグループでは梗塞サイズや神経の消失がすくなく、損傷部位での微小血管密度が増加していた。
・さらに損傷部位で組織カリクレイン濃度が増加していた。
・組織カリクレインの拮抗薬を与えたところ、これらの改善がもどってしまった。
ハンドグリップで脳梗塞が治るというエビデンス
元
Folic Acid in Stroke Prevention in Countries without Mandatory Folic Acid Food Fortification: A Meta-Analysis of Randomized Controlled Trials.
2018 1月 台湾
・被験者65812人を含む13件のランダム化比較試験が見つかった。
・全体として葉酸サプリメントで脳卒中リスクが低下した。
・葉酸を単体で与えるか、葉酸にビタミンB12の最低量を加えたときに脳卒中予防効果が最大だった。
・葉酸に加えてビタミンB12をたっぷり与えると脳卒中予防効果は消えた。
元
Short-term Efficacy of Hand-Arm Bimanual Intensive Training on Upper Arm Function in Acute Stroke Patients: A Randomized Controlled Trial.
2018 1月 中国
・上肢機能FMAスコアは 52 vs. 44 でHABITグループがあきらかに高く
・ARATスコアも 35 vs. 33 でHABITグループが高く、運動誘発電位も高かった。
JAMA誌:課題指向型訓練 やる意味ない
急性期脳卒中患者へのCI療法は?
元
Migraine and risk of cardiovascular diseases: Danish population based matched cohort study.
2018 1月 デンマーク
・19年間のフォロー期間をとおして片頭痛患者には心血管疾患リスクが高かった。
・片頭痛患者の各リスクは、虚血性心疾患1.49倍、脳梗塞2.26倍、脳出血1.94倍、静脈血栓塞栓症1.59倍、心房細動1.26倍だった。
・末梢動脈疾患と心不全には関連がなかった。
・これらの関連は脳卒中で強く、とくに片頭痛の発症から1年以内、前兆つき片頭痛、そして女性に顕著だった。
元
Protective effects of beef decoction rich in carnosine on cerebral ischemia injury by permanent middle cerebral artery occlusion in rats.
2018 2月 中国
・牛肉エキスを与えられたネズミの神経症状はよわく梗塞体積も小さかった。
・牛肉エキスが多かったグループほど梗塞体積が小さかった。
・牛肉エキスを多く与えられたグループでは炎症を促すサイトカインが減り抗炎症サイトカインが増加した。
・牛肉エキスによる体重増加や障害の悪化はなかった。
元
DESERVE: Strong social networks reduce vascular risk in stroke, TIA
2018 1月 アメリカ
・16%が親しい人ゼロで、1-2人が57%、3-5人が27%だった。
・親しい人が少なくとも1人以上の者のうち、73%は家族だった。
・親しい人が家族以外の友人にもいる患者の血圧はあきらかにひくく、
・親しい人が3人以上いるばあい、接触頻度、語り合う内容、親密さによらず血圧改善度がおおきかった。
元
Seasonal variation of admission severity and outcomes in ischemic stroke - a consecutive hospital-based stroke registry.
2018 1月 中国
・春と冬の患者に心原性の脳梗塞がおおかった。
・入院時の重症度は春がもっとも高く、
・90日後の回復不良率は春の発症患者が41%、夏25%、秋34%、冬40%だった。
・夏と比べると重症度は春が1.76倍、冬1.53倍高く、
・回復の悪さは春が2.30倍、冬2,09倍だった。
元
Impaired Recognition of Emotional Faces after Stroke Involving Right Amygdala or Insula.
2018 2月 アメリカ
・右脳損傷患者は健常者にくらべポジティブな感情もネガティブな感情も認識する精度があきらかに低かった。
・とくに右脳の扁桃体と島皮質前部に損傷のある患者は怒りと喜びの識別スコアがはっきりと劣っていた。
・右脳の扁桃体と島皮質前部をふくむトータルの損傷体積が個々の感情識別エラー率と関連していた。
元
Sensory deprivation after focal ischemia in mice accelerates brain remapping and improves functional recovery through Arc-dependent synaptic plasticity
2018 1月 アメリカ
元
The Neuroprotective Effects of Flaxseed Oil Supplementation on Functional Motor Recovery in a Model of Ischemic Brain Stroke: Upregulation of BDNF and GDNF.
2017 12月 イラン
・生理食塩水グループにくらべ亜麻仁油グループの運動機能の回復はあきらかにすぐれていた。
・生理食塩水グループは脳虚血によりBDNFとGDNFがはっきりと減少していたが、
・亜麻仁油グループではBDNFとGDNFおよび遺伝子発現量が平常時よりも著しく増加していた。
傷ついた脳に効くBDNFが増えるサプリメントが明らかに
元
Transcutaneous Vagus Nerve Stimulation Combined with Robotic Rehabilitation Improves Upper Limb Function after Stroke.
2017 12月 イタリア
・有害事象はなかった。
・リアル迷走神経刺激グループであきらかに上肢機能スコア改善度がすぐれていた。
元
Effects of Overactive Bladder Symptoms in Stroke Patients' Health Related Quality of Life and Their Performance Scale.
2017 12月 韓国
・過活動膀胱でないグループではすべての評価指標で改善を示した。
・過活動膀胱グループでは生活自立度と認知機能の点で改善が思わしくなく、
・とくに活力とQoLの精神的側面のスコアがあきらかに低かった。
元
Size of Ruptured Intracranial Aneurysms Is Decreasing
2018 1月 フィンランド
・患者の59%は女性で、44%は50歳未満だった。
・この間に、50歳未満では破裂脳動脈瘤のサイズが男性で16%(9.2→7.7mm)、女性では13%(9.3→8.1mm)小さくなった。
・50歳以上の患者では破裂脳動脈瘤サイズに変化はなく、
・後方循環系に発生した破裂脳動脈瘤の割合が5→13%のおよそ3倍に増加した。
元
Working before and after stroke is good for brain health
2018 1月 イスラエル
・発症前に無職だった患者は2年後の認知障害の可能性が 職に就いていた者の3倍以上で、
・さらに彼らは神経障害やうつ症状が重く、炎症反応も高かった。
・画像解析によると無職だった患者は脳皮質厚と白質体積が減少していた。
・また糖尿病や高血圧にもなりやすかった。
・ちなみに2年間に4.4%が死亡し、8.9%で認知障害が見られた。
・復職できた患者の認知障害リスクは低かった。
働いていた軽症脳卒中患者は回復に不満が少ない
脳卒中後の中枢性疼痛では体験者にしか理解できないほどの非常にはげしい痛みを感じる。これに耐えかねて自殺する者もいるという。
脳卒中後の痛みで自殺してしまう患者がいるしかも中枢性疼痛にはいまだ有効な治療法がほとんどない。
中枢性疼痛の治療法と効果についてこんかい、中枢性疼痛が自然に治ってしまったという報告があったので紹介する。
先日、このブログを実名で運営している岡下俊介さんからメールをもらいました。
元
Are Stroke Patients Skipping Rehab?
2018 1月 アメリカ
・退院時にリハビリサービスを紹介されたノースカロライナの脳卒中患者369人をフォローした。
・自宅リハビリサービスを紹介された115人のうち30日以内に利用した者は43.5%だった。
・外来リハビリを紹介された85人では34%のみが利用していた。
・年齢や重症度、障害の程度を考慮すると非白人患者は白人患者よりも外来リハビリを受けない傾向が78%つよかった。
・自宅リハビリサービスを紹介された患者には年齢や職業、所得での差はなかった。
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Driving With Hemianopia VI: Peripheral Prisms and Perceptual-Motor Training Improve Detection in a Driving Simulator.
2018 1月 アメリカ
・メガネへの順応後に半盲側の検出能が42→56%に改善した。さらに訓練により72%にまで向上した。
・メガネで反応速度も改善して精度が31→44%に、訓練でさらに55%になった。
・3ヶ月後、検出能は維持されていたが反応精度は戻っていた。
・これらの効果は個人差が大きかった。
・視野シフトによる走行レーンの逸脱やハンドル操作ミスといった有害事象はなかった。
元
Seizures following Intracerebral Hemorrhage: Incidence, Risk Factors, and Impact on Mortality and Morbidity.
2018 1月 アメリカ
・脳内出血患者220075人のうち11.87%にけいれん発作があった。
・脳浮腫、アルコール中毒、脳腫瘍、脳卒中歴があるとけいれん発作がおきやすかった。
・けいれん発作があったというだけで院内死亡率があきらかに低かった。
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Long-Term Risk of Myocardial Infarction Compared to Recurrent Stroke After Transient Ischemic Attack and Ischemic Stroke: Systematic Review and Meta-Analysis.
2018 1月 フランス
・131299人の脳梗塞/TIA患者を含む58の研究が見つかった。
・心筋梗塞は年間1.67%で、近年(1970-2010)低下傾向にあるが発症から10年間のリスク変化はなかった。
・いっぽう脳卒中再発率は年間4.26%で、近年 変化はないものの発症からの年数にしたがいおおきく低下した。
・致命的心筋梗塞のリスクは再発脳卒中による死亡リスクの半分だった。
元
Differences in stroke and ischemic heart disease mortality by occupation and industry among Japanese working-aged men.
2016 12月 日本
・脳卒中の死亡は2298件、虚血性心疾患での死亡は2767件あった。
・リスクの高い職種は サービスや経営 管理者で、業種では 農業、漁業、建設業、採掘業、電力、ガス、運輸などだった。
元
Action observation training to improve motor function recovery: a systematic review.
2018 1月 イタリア
・20件のランダム化比較試験がみつかった。
・4つの研究で慢性期脳卒中の上肢機能の改善があり、亜急性期と急性期脳卒中の研究も1つずつあった。
・6つの研究で慢性期脳卒中の歩行改善効果があり そのうち3つでバランス能力の改善があった。
・パーキンソン病での日常生活動作および上下肢の自発的運動の改善効果もあった。
・脳性小児麻痺の子どもや術後の整形外科患者での改善効果も示されていた。
元
Passive standing as an adjunct rehabilitation intervention after stroke: a randomized controlled trial.
2015 7月 イタリア
・有害事象はなかった。
・全グループで改善がすすんだが、
・すべての指標でグループ間のあきらかな差はなかった。
骨密度の低下をふせぐ立ち上がり動作とはもしいま入院中なら、Netflixでアクション映画を観てるとおもう。
元
Upright activity and higher motor function may preserve bone mineral density within 6 months of stroke: a longitudinal study.
2018 1月 オーストラリア
・6ヶ月間で麻痺脚での骨密度が健常脚にくらべ1.5%低下した。
・自立歩行ができるようになった患者は骨密度の低下傾向がちいさかった。
・入院初期に 1日の立っている時間ではなく 立ち上がり回数の多かった患者ほど骨代謝回転が低く骨密度が減少しにくかった。
元
Five-Year Mortality After Transient Ischemic Attack
2018 1月 アメリカ
・TIA患者の53%が心血管代謝性併存症のうち1つを、22%が2つを持っていた。
・5年間に491回(うち27%が心血管代謝性併存症 )の再入院があり、75人(心血管代謝性併存症は36%)が死亡した。
・心血管代謝性併存症の数が増えるほど死亡率は上昇し、冠動脈疾患と心不全の組み合わせで最大化した。
・再入院回数が1回増える毎に死亡リスクが1.5倍になった。
元
Higher Daily Physical Activity Level Is Associated with Lower RBC Aggregation in Carotid Artery Disease Patients at High Risk of Stroke.
2017 12月 フランス
・症候性の頸動脈疾患患者は血液粘度と赤血球凝集能が健常者よりも高かった。
・身体活動が活発な者は ほとんど動かない者にくらべ赤血球凝集能があきらかに低かった。
・血液粘度と赤血球変形能は身体活動レベルで変わらなかった。
元
Is the proportional recovery rule applicable to the lower limb after a first-ever ischemic stroke?
2018 1月 オランダ
・87%の患者の下肢機能が比例回復則にしたがっていた。
・その回復は機能低下ぶんの64%だった。
・発症直後のFMA-LEスコアが14ポイント以上のすべての患者は比例回復則に適合していた。
・しかし14ポイント未満であっても78人のうち51人が比例回復則に適合していた。
・非適合者は適合者よりも初期の神経症状が重かった。
・下肢機能の比例回復則に適合しなかったすべての患者は上肢機能の比例回復則にも適合しなかった。
Stroke誌:下肢運動機能の比例回復則からわかることつまり重症患者を除くと、歩行訓練はやってもやらなくても ほとんど全員が自然と歩けるようになるということ。
元
Periodontal Disease, Regular Dental Care Use, and Incident Ischemic Stroke
2018 1月 アメリカ
・歯周病グレードがあがるにつれ脳卒中リスクは増加し、
・脳梗塞発生率は年間1000人あたり、PPC-A:1.29人、PPC-B:2.82人、、、→PPC-G:5.03人となった。
・歯周病は心原性と血栓性の脳梗塞とあきらかな関連をしめした。
・定期的な歯科通院によって脳卒中リスクが0.77倍になった。
元
Does Stroke Rehabilitation Really Matter? Part A: Proportional Stroke Recovery in the Rat.
2018 1月 カナダ
元
Five-Year Recurrence Rate and the Predictors Following Stroke in the Mashhad Stroke Incidence Study: A Population-Based Cohort Study of Stroke in the Middle East.
2018 1月 イラン
・最初の1年間の再発率は5.6%で、5年間では14.5%だった。
・高齢と重度の神経症状が再発の主なリスク要因だった。
・30日死亡率は初回脳卒中患者の24.7%にたいし、再発患者では43.2%だった。
元
Pre-stroke employment results in better patient-reported outcomes after minor stroke: Short title: Functional outcomes after minor stroke.
2017 1月 アメリカ
・患者の主観的問題数は 11.7 vs. 6.9、負担度は 26.5 vs.12.3 でいずれも軽症脳卒中グループが高く、軽症脳卒中患者の発症直前の就労状況が予後に反映していた。現役労働者だった患者は年齢や重症度によらず主観的な回復が良かった、
・うつ、疲労の程度も高かった。
・これらは脳卒中患者の重症度や教育歴、収入、結婚歴と関連は無かったが、
・発症前に現役労働者だった場合には全カテゴリについて良好な回復を報告していた。
・この関連は他の要因を考慮にいれても変わらなかった。
元
Risk of Suicide Attempt in Poststroke Patients: A Population‐Based Cohort Study
2018 1月 台湾
元
A systematic review: efficacy of botulinum toxin in walking and quality of life in post-stroke lower limb spasticity.
2018 1月 オーストラリア
元
The performance of stroke survivors in turning-while-walking while carrying out a concurrent cognitive task compared with controls.
2017 12月 香港
・脳卒中経験者は二重課題時に正答精度があきらかに低下したが、反応速度に変化はなかった。
・方向転換動作については単一課題時と二重課題時でほぼおなじだった。
・健常者とくらべ脳卒中経験者はいずれの課題でも反応時間が長く精度は低かった。
・おなじく脳卒中経験者の方向転換にかかる時間とステップ数は健常者よりも大きかったが、
・二重課題にしたときの変化割合(dual-task cost)は健常者とあきらかな差がなかった。
元
Association of body flexibility and carotid atherosclerosis in Japanese middle-aged men: a cross-sectional study.
2018 1月 日本
・腕伸展性テストで腕を伸ばしきれた者は55.0%で、37.8%にプラーク形成が確認できた。
・腕の完全伸展ができた者の内膜厚とプラークはあきらかに小さく、座位リーチ距離は大きかった。
・プラーク形成があった者の完全伸展者割合と座位リーチ距離はあきらかに小さく、内膜厚は有意に大きかった。
元
The mythology of anticoagulation therapy interruption for dental surgery.
2018 1月 アメリカ
元
A 2-year prospective follow-up study of temporal changes associated with post-stroke cognitive impairment.
2018 1月 韓国
・認知機能のもっとも大きな変化は3-6ヶ月の間におきた。
・認知障害者の割合は23.1%から42.3%の幅があり、3ヶ月後がもっとも多く、6ヶ月後がもっとも少なかった。
・性別(女性)、教育レベル、病変サイズなどが関連要因だった。
元
Transient Ischemic Attack Results in Delayed Brain Atrophy and Cognitive Decline
2018 1月 スイス
・全患者で脳全域の灰白質の減少があった。
・前頭葉虚血の患者では橋および虚血脳半球側でのあきらかな体積減少があった。
・前頭葉虚血だった患者は認知症検査スコアがあきらかに低く、視床の萎縮との関連も示唆された。
元
Prediabetes is associated with post-stroke cognitive impairment in ischaemic stroke patients.
2017 12月 中国
・糖尿病前症グループは 35.7 vs. 18.1% で非糖尿病グループよりも認知障害が多く、
・そのオッズ比は関連要因を考慮にいれてなお3.062倍だった。
脳卒中やるひとがアルツハイマー病にもなりやすい理由
糖尿病だと脳卒中の回復が遅い理由
やがて認知症になる脳卒中患者の特徴
元
Telomere length associated with the risks of high-risk and ischemic stroke in southern Chinese Han population.
2017 12月 中国
・脳梗塞患者のテロメア長は健康な人よりも明らかに長かった。
・テロメア長と脳梗塞リスクの関連はU字カーブを描き、テロメアが長くても短くても脳梗塞リスクが高かった。
・高リスク群についても同様だった。
元
Sexual Dysfunction after Good-Grade Aneurysmal Subarachnoid Hemorrhage.
2017 12月 スイス
・31.3%の患者がくも膜下出血後にセックスの楽しみが低下したと報告していた。
・女性性機能インデックス(FSFI:female sexual function index)によると女性の47.4%が性機能不全に該当した。
・そして女性19人全員が不感症を訴えていた。
・国際勃起機能スコア(IIEF:International Index of Erectile Function)によると男性の50%が勃起不全に該当した。
・くも膜下出血の重症度でWFNSグレード2の患者は1にくらべあきらかに性機能低下の報告が多かった。
元
Association Between Heart Rate and Subclinical Cerebrovascular Disease in the Elderly.
2017 12月 アメリカ
・無症候性脳梗塞は13.7%に見られた。
・白質病変体積が特に大きいグループでは夜間心拍数とのみ あきらかな相関があり、収縮期血圧や他の心血管リスク要因に依らなかった。
・日中の心拍数や心拍変動との同様な関連は確認できなかった。
・心拍数と無症候性脳梗塞との関連も確認できなかった。
元
The Cumulative Incidence of Stroke, Myocardial infarction, Heart Failure and Sudden Cardiac Death in Patients with Atrial Fibrillation.
2017 12月 ボスニア・ヘルツェゴビナ
・心臓突然死の累積発生率は1.71%、脳卒中は2.56%、心筋梗塞1.20%、心不全5.73%だった。
・心房細動と死亡リスクは女性で高かった。
脳卒中を見逃さない BE-FAST とは
玉子のコレステロールで血管詰まる説はなんだったのか?
緑茶を飲めば慢性期でも脳が再生するという根拠について
2度めの脳卒中で可塑性が再び高まる可能性について
高齢の脳卒中患者へのリハビリは無駄なの?
人生に目的を持つ高齢者の脳には梗塞が寄りつかないことが明らかに
目的をイメージしながら動作訓練すると脳がより広く鍛えられることが明らかに
脳卒中予防には歩く時間が大切 距離やスピードじゃなくてジ・カ・ン
日本人が脳卒中で死なないための生活習慣が判明
水をたくさん飲むと脳卒中にならない、はホントだった
口の中が汚いと脳内出血になるという根拠について
脳梗塞と脳出血を同時に防ぐ肥満度BMIがわかった
脳卒中を防ぐミルクとチーズの量が明らかに
片麻痺の立ち上がり訓練 効果的なやり方
脳卒中は脳機能8年間分の老化に相当することが明らかに!
高血圧の脳卒中予防には葉酸サプリメントが効くことが判明
[ ナッツ vs. 豆 ] 脳卒中予防に適しているのはどちら
触覚刺激で脳がすぐに回復し その効果が10年以上続く可能性について
脳が再生する運動強度がわかった
緑茶とコーヒーを飲むと相互作用で脳出血リスクが3割減ることが判明
脳卒中で復職可能な年数がわかった
ランセット誌:塩分減らすとかえって脳卒中になる
オナニーがきっかけで脳出血になる割合
手の痙縮を解く低周波治療器の効果的使用法が判明!
睡眠8時間を超える人は問答無用で脳卒中リスク46%増し
カップラーメンを週2回以上食べる女性が脳卒中になりやすい理由について
怒りと脳卒中との関連が明らかに
難しい理屈はいいからスクワットをやれ
1日に6000歩以上で脳卒中の再発予防になることを日本の研究者が解明
脳出血で損傷した脳が勝手に再生する可能性について
脳卒中患者がネットを使いこなす理由
若年脳卒中患者は脳の老化が10-20年進んでいた
マルチビタミンの脳卒中予防効果は〇〇年後に現れる
最新の音楽療法 バイノウラルビート (Binaural Beat)
脳卒中になりやすい労働時間がわかった ランセット誌
脳卒中が軽症だからって運転させていいの?
健康のために毎日いっしょけんめい運動するとかえって脳卒中になりやすいことが100万人の調査で明らかに
足をクロスしていたら半側空間無視 確定か?
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両手準備運動をすると脳が刺激されて上肢リハビリが加速することが判明!
心を改め運動を始めるだけで脳の可塑性は復活する
知らない音楽を聴くと脳が広く活動して新しい回路が、
なんとか復職しても仕事は続けられるのだろうか?
NEJM誌:脳卒中で死なない血圧は120未満だからね
脳卒中の言語障害はウェルニッケやブローカのせいではなかった!
手の指を繰り返し動かしてあげても脳への影響はゼロ
片足立ち20秒未満 →小さな脳梗塞や脳出血の可能性高!
[住みやすい国] 日本の脳卒中と自殺との関連について
再発予防のために血圧を120以下にすると長生きできない
【いますぐ実践】片鼻呼吸法で失語症が改善することが明らかに
悪玉善玉比L/Hが低いと脳内出血で死ぬことが明らかに
鼻炎のメリット→脳梗塞予防効果
脳卒中 幹細胞治療のダークサイドについて
ランセット誌:握力よわくなったら脳卒中が近いと知りなさい
だいたい5年後に脳卒中経験者が悩んでいること
ハゲを治そうとして脳卒中になってしまった日本人2例
退院したての元患者が感じていること
麻痺側の触覚を刺激し続けると梗塞を最小限にできる可能性について
脳卒中経験者は自動車運転をナメきっていることが判明
減塩に真面目な人ほど脳卒中で死亡するという事実
納豆を食べると脳卒中で死なない 2万9千人調査
NEJM誌:幹細胞ツアーに参加したら癌ができた
脳梗塞から脳出血へ コレステロールとの関連が明らかに
脳出血で死なないための睡眠時間が判明!
音楽サポート療法の「音楽」はほんとうに必要なのか?
患者に毎日好きな音楽を聴かせたところ、脳に構造改革が起きた模様
感情失禁になる患者の割合について
脳の可塑性のおかげで2年経っても運動機能が回復することが判明
【悲報】脳卒中後、杖を使い続けると麻痺していない手まで動かなくなる
血圧が高いひとは、他人の気持ちがわからない
生活習慣を改めれば脳卒中の再発は防げるの?
カニ歩きと後ろ歩き 片麻痺リハビリに効果的なのは、、
鍼治療の「得気」は小脳のはたらきだった
脳梗塞実績No.1漢方薬 → ほようかんごとう
閉じ込め症候群の患者にあえて生活の質を問うてみた結果、、
砂糖の代わりに甘味料を使うと脳梗塞がさらにひどくなることが判明
ダメージを負った脳組織が勝手に再生する仕組みが明らかに
指ストレッチはいいらしいから さっそくこのビデオで実践することにした
【肥満パラドックス】脳梗塞で長生きするBMIが判明
リハビリの合間のお昼寝は大切 → 訓練がはかどるゾ
刺激豊富な環境で脳梗塞が治る理由
猫を飼う女性は脳卒中で死なないことが判明!
美容院で脳卒中になる女性が続出!
「ストレスが原因」と語る脳卒中患者ほど実はなにもわかっていない
傷ついた脳に効くBDNFが増えるサプリメントが明らかに
運転リハビリに良さそうなおすすめドライブゲーム
【アロマテラピー】ラベンダーの香りが脳梗塞にすごく効く
脳卒中後の疲労感は 只の疲労とはわけが違う
脳卒中がきっかけでホモになることがあるらしい
ダイエットコーラを毎日飲むと脳卒中になることが判明
高コレステロールに朗報 葉酸サプリの脳卒中予防効果
BDNFが7年かけて脳を修復してくれるという根拠について
朝ごはんを食べない日本人は脳内出血になることが判明!
脳卒中予防に最適なビタミンBサプリメントの組み合わせがわかった!
脳卒中経験者の血圧を十分に下げたら死亡者が続出した
痙縮が治る ただの風呂と温泉を比較した
歩きスマホが脳卒中患者のリハビリに適しているという根拠について
磁気嵐が脳卒中を引き起こす と判明!
リハビリは動かせばイイってもんじゃぁない. 本人がやる気になるまで待て.
『足首を鍛えたいのに麻痺して動かないの』→『もう一方の足を鍛えなさい』