元
Association between Serum Magnesium Levels and Depression in Stroke Patients.
2017 1月 中国
血中マグネシウムが低いと脳卒中リスクが高くなることがわかっている。また どうぶつ実験ではマグネシウムの欠乏でうつに似た症状が確認されている。
そこで脳卒中後のうつとマグネシウムとの関連をしらべてみたそうな。
脳卒中患者209人について入院時の血中マグネシウムレベルと3ヶ月後のうつ症状をしらべ、
健常者120人と比較したところ、
次のことがわかった。
・3ヶ月時点で28.2%が脳卒中後うつと診断された。
・脳卒中患者のマグネシウムはうつの有無にかかわらず健常者にくらべて低かった。
・うつになった脳卒中患者のマグネシウムは非うつ患者よりもさらに低かった。
・マグネシウムが 0.84mmol/L 以下だとうつリスクが明らかに高かった。
脳卒中入院時の血中マグネシウムレベルが低いと3ヶ月後のうつの可能性が高かった、
というおはなし。
感想:
マグネシウムは葉緑素を多く含むほうれん草などに多く、スパイスやナッツ、豆、ココア、全粒穀物にも含まれる。
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