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Positive Correlation between Left Hemisphere Lesion and Erectile Dysfunction in Post-Stroke Patients
2019 2月 インドネシア
インドネシアでは脳卒中は死亡と身体障害の原因の1位である。
さらに脳卒中の日常生活への影響、とくに性生活についての報告はほとんどない。他の国の研究では勃起不全(Erectile Dysfunction)がおおく報告されているがそのメカニズムはよくわかっていない。
脳の損傷位置と勃起不全との関連についても、副交感神経に影響する左脳の損傷でおきるとする説や右脳や大脳基底核、小脳、損傷位置は関係ないとする説などさまざまである。
そこで、脳の左右脳半球の損傷と勃起不全との関連をくわしくしらべてみたそうな。
脳卒中の発症から6ヶ月以上で、結婚して妻と暮らしている40-59歳の男性74人について調査したところ、
次のことがわかった。
・患者うちわけは、左脳損傷35人、右脳損傷39人で、勃起不全あり38人、勃起不全なし36人だった。
・弱いながらも統計学的有意に左脳損傷と勃起不全に関連が認められた。
左脳損傷の脳卒中男性にはあきらかに勃起不全がおおかった、
というおはなし。
感想:
疲労や無気力アパシー系のそれと共通で 損傷位置とはあまり関係ないような気がする。
脳のここをやられると勃起不全になる
脳梗塞の位置と勃起不全(ED) について