元2022 6月 中国
~ 5000超の記事をシンプルな単語で検索するよ!
2022年7月4日
脳卒中後の睡眠の質とうつ不安
2023年12月9日
良好な転帰の裏に隠れた真実:くも膜下出血の心の闘い
元2023 12月 韓国
2025年7月21日
音楽療法と脳卒中リハビリ – 聴く音楽がもたらす驚きの回復効果
脳卒中からのリハビリテーションに「音楽療法」が注目されています。音楽療法(特に音楽を聴くリスニング療法)は、クラシック音楽や自然音、患者さんの好きな曲、さらにはバイノウラルビートなど幅広い音を活用し、脳と心身にポジティブな刺激を与えるアプローチです。実は近年の医学論文で、音楽を取り入れることで運動機能や認知機能の回復、感情面の安定、睡眠の質向上、疼痛(痛み)緩和など様々な効果が報告されています。ここではエビデンスに基づき、音楽療法が脳卒中患者にもたらす驚きの効果を前向きな論調で解説します。
2025年11月25日
脳卒中後のうつは再発のガチリスク―甘えではなかった
元2025 11月 トルコ
2025年12月6日
脳動脈瘤の本当の恐怖は“説明”から始まる。最新研究が示した心理ダメージ
元2025 12月 ハンガリー
2025年8月21日
脳卒中リハビリにおける音楽療法とバイノウラルビート
はじめに
脳卒中は運動機能や認知機能の障害に加え、情動面(うつや不安)や睡眠障害など様々な問題を引き起こします。近年、音楽療法がこうした脳卒中後のリハビリに有益であることが報告されており、飲み込み障害や失語症の改善、認知・運動機能の向上、気分の改善、神経学的回復の促進につながるとされています。音楽は脳の情動・認知・記憶・運動に関わる領域を広範囲に活性化しうるため、リハビリ治療への応用が期待されています。
本稿では、バイノウラルビート(binaural beats)を用いた音楽療法に注目し、その脳卒中後リハビリへの活用可能性を医学論文に基づき検討します。バイノウラルビートは左右の耳にわずかに異なる周波数の音を聞かせることで脳内に特定周波数の拍動音を知覚させ、脳波を誘導・同期させる方法です。この手法は聴覚的ニューロモジュレーション(音刺激による神経調整)の一種で、非侵襲かつ簡便に脳活動へ影響を及ぼせる点が注目されています。以下、バイノウラルビートが脳卒中患者の認知機能、運動機能、神経可塑性(脳の柔軟な適応能力)、睡眠、情動調整に与える可能性について、関連研究や音楽療法全般の知見も踏まえて整理します。
2024年1月13日
脳卒中治療にゲームの力!「マリオパーティー」が不安を
元2024 1月 スペイン
2020年8月26日
発症まえの睡眠時間と脳卒中後うつ
元2020 5月 アメリカ
2026年1月6日
脳卒中経験者に朗報―認知症を防ぐ「運動」と「睡眠時間」の関係が見えてきた
元2025 12月 中国
2019年6月6日
脳卒中後うつと死亡率
元
Post stroke depression and risk of stroke recurrence and mortality- A systematic review and meta-analysis
2019 3月 中国
脳卒中後うつは、強い不安、睡眠障害といった自律神経兆候、活力の低下、認知障害、社会的孤立、自殺などと関連があるとされる精神症状で脳卒中患者の30%にみられるという。
脳卒中後うつと再発または死亡との関連について これまでいくつかのメタアナリシスがあるが一致した見解が得られていない。
最新の知見をふくめてあらためてメタアナリシスを試みたそうな。
2019年7月9日
軽い脳梗塞で認知障害の率とその後
元
The development of cognitive and emotional impairment after a minor stroke. A longitudinal study
2019 7月 ノルウェー
脳梗塞のほとんどを占める軽症(NIHSS 5以下)の患者は感覚運動症状も軽く 急速に回復する。
さいきんこれらの軽症患者であっても認知機能の低下がながく続くとする報告が増えてきた。
さらにうつや不安といった心理症状も多いことがわかってきたが、それら認知機能低下や心理症状の3ヶ月を超えた回復についての報告はほとんどない。
そこで軽い脳梗塞のあとの認知障害の率とうつ 不安などの3ヶ月から12ヶ月にかけての改善可能性についてくわしくしらべてみたそうな。
軽症脳梗塞患者324人について複数の認知機能テストと、うつ 不安 疲労をしらべるアンケートを3ヶ月後、12ヶ月後に行った。
次のようになった。
・認知障害を示すテスト項目数の平均値はこの間に有意に改善(1.8→1.7)していた。
・しかしほとんどの患者は12ヶ月後も認知障害を示し その率は35.4%だった。
・認知機能テストのいくつかの項目は高血圧や喫煙とあきらかな関連をしめした。
・うつの率は増加傾向にあった。
・疲労を示す率は12ヶ月後も29.5%と高いまま変わらなかった。
軽症脳梗塞の認知機能は3ヶ月以降も改善傾向にあったものの、認知障害をしめした患者の率は高いままだった。さらにうつは増加傾向にあり 疲労率は高いままだった、
というおはなし。

感想:
どうやら minor stroke と mild stroke は別で、重症度的には minor<mild のようだ。
軽度なのに認知障害→睡眠が短かった
無職で軽い脳卒中 2年後の認知障害
軽症なのにすぐにボケてしまう脳卒中患者を簡単に判別する方法が判明
2018年3月31日
脳梗塞で影響をうける健康関連領域トップ3
元
The most affected health domains after ischemic stroke
2018 3月 アメリカ
脳卒中が軽くすんで日常生活動作が自立できていたとしても、目につかない隠れた障害を抱えて生活の質が低下している患者はすくなくない。
これら健康に関係する複数の領域(身体機能、社会参加、遂行機能、疼痛、疲労、不安、うつ、睡眠 の8領域)が一般人とくらべてどのていど影響をうけているものなのか調べてみたそうな。
脳梗塞患者1195人(平均年齢62、白人81%)について、被験者の主観的な健康度をPROMIS (Patient-Reported Outcomes Measurement Information Syste)という指標を用いて評価したところ、
次のことがわかった。
・一般人にくらべあきらかなスコア低下の患者の割合は、睡眠の28%から身体機能63%におよんだ。
・もっとも影響をうけた領域は、身体機能>社会参加>遂行機能の順だった。
・身体障害、低収入、女性、が低スコアの関連要因だった。
・年齢は身体機能の低下と関連していたが、不安 うつ 睡眠障害との関連は低かった。
脳梗塞患者は複数の領域におよぶ健康問題をうったえていた。身体機能、社会参加、遂行機能がもっとも影響をうけた、
というおはなし。
感想:
うつや疲労 疼痛よりも遂行機能への影響がおおきいところが新鮮だ。
[遂行機能]の関連記事
2022年4月21日
失語症患者のメンタル異常
元2022 3月 スペイン
2024年11月14日
見逃される脳卒中後の非運動性問題ー13の闇とその実態
元2024 10月 イギリス
2026年3月5日
「聴くだけリハ」は本当か:脳卒中×バイノウラルビート最前線
元2026 2月 アメリカ
2024年8月29日
未破裂脳動脈瘤が引き起こす精神疾患の闇:診断がもたらす脅威とは?
元2024 8月 韓国
2024年1月23日
脳卒中患者に朗報!ラベンダーアロマでうつと睡眠質向上
元2024 1月 中国
2017年2月9日
若い脳卒中患者の不眠状況を1年間フォローした
元
The Course and Impact of Poststroke Insomnia in Stroke Survivors Aged 18 to 65 Years: Results from the Psychosocial Outcomes In StrokE (POISE) Study.
2017 2月 オーストラリア
脳卒中のあとの不眠症は患者の12-37%に起き、うつや自殺 復職に影響すると考えられている。
不眠症が時間的にどう推移するかの研究はおおくない。そこで労働年齢に限定してしらべてみたそうな。
65歳未満の脳卒中患者441人について、発症後28日、6ヶ月、12ヶ月の不眠、うつ、不安、復職状況を調査したところ、
次のようになった。
・いずれの時点でも不眠症は30-37%の患者に見られ、女性におおかった。
・16%は1年をとおして慢性的な不眠症だった。
・このグループはうつ、不安、なんらかの障害や復職できない者がおおかった。
若年脳卒中患者の慢性的な不眠は 1年後の障害 復職状況に影響した。不眠対策が機能回復の助けになるかもしれない、
というおはなし。
感想:
睡眠だけは困ったことがないので不眠には共感ができない。
2020年9月10日
Stroke誌:睡眠時間と脳卒中の因果関係は?
元2020 9月 スウェーデン
2018年4月14日
心身運動の脳卒中リハビリ効果
元
Effects of Mind-Body Exercises for Mood and Functional Capabilities in Patients with Stroke: An Analytical Review of Randomized Controlled Trials.
2018 4月 中国
脳卒中患者のおよそ3分の1は日常生活動作に困難を生じる。
理学療法などいくつものリハビリ方法が提案されてはいるがコストや時間を浪費するばかりで成果があがらない。
さらに脳卒中患者はうつ 不安 睡眠障害といったメンタルヘルスの問題も抱えがちである。
きんねん太極拳や気功 ヨガといった "心身運動"(Mental Body exercise)が ゆっくりとした動作と筋肉ストレッチ リラクゼーション 呼吸法 集中力 の訓練を低コストかつ楽に実践することができるものとして とても人気がでてきている。
そこで脳卒中リハビリでの心身運動の効果を検証するべくメタアナリシスをおこなったそうな。
データベースからこれまでの関係する研究を厳選してデータを統合 再解析したところ、
次のことがわかった。
・16のランダム化比較試験がみつかった。
・心身運動で日常生活動作と移動能力があきらかに改善し、うつレベルも低下した。
心身運動をリハビリメニューに加えることで脳卒中患者のうつ 日常生活動作 移動能力を改善できそうである、、
というおはなし。
感想:
太極拳とかヨガにはながい伝統があるぶん情報が豊富で、あるべき状況をイメージしやすい。
いっぽう、、
日本の理学療法士はどういう根拠に基づいて仕事をしているのか?