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Does Stroke Rehabilitation Really Matter? Part A: Proportional Stroke Recovery in the Rat.
2018 1月 カナダ
脳卒中で失われた患者の機能が、障害の程度に比例してその70%くらいまで自発的に回復する現象を "proportional recovery rule"(比例回復則)と呼ぶ。
これまで比例回復則は上下肢の運動機能および半側空間無視、失語症でも報告されていて、脳卒中患者のおよそ80%がこの現象をしめす。
皮質脊髄路や運動誘発電位の健全性が比例回復則と関連するとの見方もある。
回復が自発的にすすみリハビリの有無によらないことから生物の持つ本質的な治癒メカニズムと考えられ、脳卒中リハビリの存在意義が問われている。
ところが人で実験する場合、いかなるリハビリ行為もまったく行わない群を設けるのはほとんど不可能に近い。
そこで完全管理の動物をつかって比例回復則を確認できるものか 実験してみたそうな。