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2017年4月27日

糖質制限ダイエットで脳梗塞に強くなる理由


Ischemic preconditioning with ketogenic diet improves brain ischemic tolerance through increased extracellular adenosine levels and hypoxia-inducible factors.
2017  4月  中国

炭水化物を摂らず脂肪を多く摂る いわゆるケトン食を続けると、脳細胞はぶどう糖の代わりにケトン体をエネルギー源とするようになる。

これまでケトン食にはてんかん、アルツハイマー病、パーキンソン病などの神経変性疾患への治療効果が認められている。

そこでケトン食が脳梗塞にも影響するものか実験してみたそうな。


ネズミにケトン食を3週間与えたのち脳を一時的に虚血状態にした。

梗塞の体積や関連タンパク質などを測定したところ、


次のことがわかった。

・ケトン食ネズミの梗塞体積は明らかに小さかった。

・また、局所脳血流と細胞外アデノシンが増加していた。

・脳が酸素不足になったときに誘導されるタンパク質(低酸素誘導因子)がケトン食ネズミで増えていた。

3週間のケトン食で脳虚血への耐性が強化された。背景メカニズムとして 細胞外アデノシン、局所脳血流、低酸素誘導因子の関与が考えられる、


というおはなし。

図:ケトン食と脳梗塞体積

感想:

軽い糖質制限をはじめて1年半くらい経つ。気を失うような食後の眠気がなくなった。
低炭水化物ダイエットで脳卒中を治す ケトン食療法とは!?

2017年4月26日

肉や玉子で脳梗塞が起きやすくなる仕組み


Gut Microbe-Generated Trimethylamine N-Oxide From Dietary Choline Is Prothrombotic in Subjects
2017  4月  アメリカ

肉や卵黄に多く含まれるコリンの 腸内細菌代謝産物であるトリメチルアミン-N-オキシド(TMAO)が血小板凝集をうながし脳梗塞の原因になるという報告がある。

これをたしかめるべく人で実験してみたそうな。


健康で完全菜食主義の8人と雑食の10人について、コリンサプリメントを2ヶ月間与えて血中のTMAOレベルと血小板凝集能を調べた。

またコリンサプリメント以前にあらかじめ低用量のアスピリンを1ヶ月間与えたグループも用意してしらべたところ、


次のことがわかった。

・両グループともに血中TMAOレベルが10倍になり、

・血小板凝集反応も強くなった。

・アスピリングループでも同様にTMAOレベルが増加したが、血小板凝集反応はずっと弱かった。

肉などに含まれるコリンを多く摂ることで腸内細菌産物であるTMAOのレベルが増加して血小板凝集が起きやすくなった。アスピリンにはこの効果を弱める働きがあるかも、


というおはなし。
図:コリンサプリメントと血小板凝集反応


感想:

これ真に受けて 肉や玉子を食べないと脳出血まっしぐらなんだよな、、経験的に。

2017年4月22日

緑茶が脳卒中の記憶障害を防ぐ


Short-term green tea supplementation prevents recognition memory deficits and ameliorates hippocampal oxidative stress induced by different stroke models in rats.
2017  4月  ブラジル

緑茶はおおくの健康効果が報告されており、神経保護作用もあることがわかっている。

そこで、緑茶が脳卒中後の記憶障害の改善に役立つものか実験してみたそうな。


人為的に脳虚血または脳内出血にしたネズミを使った。

脳卒中の10日まえから緑茶を400mg/day(人では400ml相当)を与えた。

脳卒中のあと6日間 さらに緑茶をあたえた。

短長期記憶と海馬での酸化ストレスを調べたところ、


次のようになった。

・脳卒中にしたネズミでいずれも記憶障害がみられたが、

・緑茶を与えたグループでは記憶障害が小さかった。

・脳内出血で海馬に生じた過酸化脂質が緑茶グループでは少なかった。

・脳虚血で低下した海馬の抗酸化力が緑茶グループでは回復していた。

脳卒中になる少しまえから与えた緑茶が 記憶障害から護る効果を示し海馬での酸化ストレスをバランスしているようにみえた、


というおはなし。
図:緑茶の脳卒中の記憶障害 改善効果

感想:

脳卒中への[緑茶]の効果はもっと注目されるべきだね。

2017年4月21日

Stroke誌:ダイエットコーラで脳卒中と認知症が3倍に


Sugar- and Artificially Sweetened Beverages and the Risks of Incident Stroke and Dementia
2017  4月  アメリカ

甘味飲料を多く摂ると脳卒中リスクが高くなることはわかっている。しかし認知症との関連は知られていない。

そこで砂糖または人工甘味料を使った飲料と 脳卒中および認知症との関連をしらべてみたそうな。


45歳以降の2888人について脳卒中の発生を、60歳以降の1484人について認知症を10年間フォローした。

甘味飲料の種類と消費量はアンケートから推定した。

関連を解析したところ、


次のことがわかった。

・この間に97の脳卒中(82は脳梗塞)と81の認知症(63はアルツハイマー病)が起きた。

・年齢、性別、喫煙、運動量、食事量などの関連要因を考慮してなお、人工甘味飲料をおおく摂っていた者の脳梗塞、認知症リスクは明らかに高く、

・人工甘味飲料をまったく摂らない者に比べそのリスクは、脳卒中 認知症のいずれも およそ3倍だった。

・砂糖を使用した飲料ではこのような関連はまったく見られなかった。

人工甘味料を使用した飲み物を摂り続けると脳卒中や認知症のリスクがあきらかに高かった、


というおはなし。
図:ダイエットソーダと脳卒中、認知症フリーの関係

感想:

この件のニュースビデオ↓。


認知症の関連ははじめて。[ダイエットコーラ]に関する過去記事

2017年3月30日

脳卒中を防ぐヨーグルトの量がわかった


Consumption of Yogurt and the Incident Risk of Cardiovascular Disease: A Meta-Analysis of Nine Cohort Studies.
2017  3月  中国

乳製品と脳卒中など心血管疾患との関連についてまとめた研究はあるが、ヨーグルトに特化したものはまだない。

これまでの研究からヨーグルトの摂取量と心血管疾患との関連をしらべてみたそうな。


関係する研究を厳選し データを統合 再解析したところ、


次のことがわかった。

・全体として、ほとんど摂らないグループに比べもっとも多く摂るグループの心血管疾患リスクには差がなかった。

・しかし摂取量が1日あたり200gを超えるグループに限定すると心血管疾患リスクは明らかに低く、

・より多く摂るほどそのリスクはさらに低くなった。。
ヨーグルトは毎日200g以上摂ると心血管疾患の予防効果が期待できる、


というおはなし。
図:ヨーグルト摂取量と脳卒中リスク

感想:

200グラム、、ありえない量ではないな。

[ヨーグルト]の検索結果。

2017年3月25日

チョコレートと日本人の脳卒中


Chocolate consumption and risk of stroke among men and women: A large population-based, prospective cohort study.
2017  3月  日本

これまでチョコレートが脳卒中予防になるという西洋人を対象にした報告がいくつかある。

日本人で大規模にしらべてみたそうな。


44-76歳で健康な 男性38182人と女性46415人について、1995-1998年に食事調査を行いチョコレート摂取量を推定した。
13年間ほどフォローしたところ、


次のことがわかった。
・この間に3558人が脳卒中になった。

・年齢、体重、身長などを考慮してなお チョコレートを多く摂る女性の脳卒中リスクは明らかに低かった。

・男性については統計学的有意な影響は見られなかった。

・この関連は脳卒中の種類(脳梗塞、脳出血)によらなかった。

日本人について大規模に調査した結果、チョコレートを多く摂る女性の脳卒中リスクは明らかに低かった、


というおはなし。
図:チョコレートと脳卒中

感想:

こどもの頃とちがって もはやチョコレートにはスペシャル感のかけらもない。
体温で溶けてベトベトになるやっかいな食べ物のイメージ。

[チョコレート] の検索結果。

2016年12月20日

豆腐を食べると脳卒中で死なない?


Dietary tofu intake and long-term risk of death from stroke in a general population.
2016  12月  日本

大豆に含まれるイソフラボンには血圧を下げる作用があるという。

そこで、豆腐の摂取量と脳卒中での死亡リスクとの関連を長期的に調べてみたそうな。


日本の男女9244人について食事調査をおこない24年間フォローしたところ、


次のことがわかった。

・この間に脳卒中による死亡が417件あった。

・65歳以上では男女ともに 豆腐の摂取はどの種類の脳卒中死亡リスクとも明らかな関連はなかった。

・ただし65歳未満の女性では豆腐をほとんど摂らないグループにくらべ豆腐をもっともよく摂るグループの脳出血死亡リスクがかなり低かった。

豆腐摂取量と脳卒中死亡リスクとの関連は確認できなかったが、例外的に65歳未満女性に脳出血での予防効果が認められた、


というおはなし。
図:豆腐と脳卒中死亡リスク

感想:

納豆のほうがいいんだな。
納豆を食べると脳卒中で死なない 2万9千人調査

2016年12月17日

食事から摂るマグネシウムの脳卒中予防効果


Dietary magnesium intake and the risk of cardiovascular disease, type 2 diabetes, and all-cause mortality: a dose–response meta-analysis of prospective cohort studies
2016  12月  中国

マグネシウムは葉緑素を多く含むほうれん草などに多く、スパイスやナッツ、豆、ココア、全粒穀物にも含まれる。

食事から摂るマグネシウムと脳卒中など心血管疾患、糖尿病、総死亡率との関連を調べてみたそうな。


関連するこれまでの研究を厳選し データを統合 再解析したところろ、


次のことがわかった。

・100万人あまりを対象にした40の研究がみつかった。

・マグネシウム摂取量と心血管疾患全体、冠動脈疾患との明らかな関連はなかった。

・1日あたり100mgマグネシウムが増えると心不全リスクは22%減、脳卒中リスクは7%低下した。

・同様に 糖尿病リスクは19%減、総死亡率は10%低下した。

マグネシウム摂取量が増えると脳卒中、心不全、糖尿病、総死亡リスクが低下した、

というおはなし。

図:マグネシウムと脳卒中

感想:

これ↓思い出した。
マグネシウムに脳卒中予防効果 Japan

2016年12月12日

納豆を食べると脳卒中で死なない 2万9千人調査


Dietary soy and natto intake and cardiovascular disease mortality in Japanese adults: the Takayama study.
2016  12月  日本

大豆には脳卒中予防効果があるとする考え方があって、特に納豆に含まれるナットウキナーゼには血栓を溶かす作用がある。

そこで納豆と脳卒中との関連を大規模に調べてみたそうな。


岐阜県高山市の35歳以上の男性13355人 女性15724人を対象に食事調査を行い、脳卒中など心血管疾患での死亡事例を16年間フォローしたところ、


次のことがわかった。

・この間に脳卒中677人 虚血性心疾患308人を含む 心血管疾患での1678人の死亡が確認された。

・納豆をほとんど食べないグループにくらべ納豆をいちばんよく食べるグループの心血管疾患死亡率は0.75倍だった。

・これは大豆総摂取量や大豆イソフラボン、大豆タンパク質とは関連がなかった。

・納豆と大豆タンパク質をもっとも多く摂るグループで脳卒中全体の死亡率が明らかに低下した(0.75倍)。

・納豆をいちばん多く摂るグループでは脳梗塞死亡率がはっきりと低下した(0.68倍)。

納豆を摂ると脳卒中など心血管疾患での死亡可能性が減る のかも、


というおはなし。
図:納豆と脳卒中リスク

感想:

どういうわけか脳出血にもかなりいいみたいなんだ。

きめた 全力で納豆たべる。

2016年10月19日

炭水化物と脳梗塞 脳出血との関連が明らかに


Dietary glycemic index, glycemic load, and refined carbohydrates are associated with risk of stroke: a prospective cohort study in urban Chinese women.
2016  10月  アメリカ

炭水化物の摂取と脳卒中との関連をアジア人について調べてみたそうな。


40-70歳の健康な中国人女性64328人について食事アンケートを行い、脳卒中の発生を10年間ほどフォローしたところ、


次のようになった。

・この間に2750件の脳梗塞、241件の脳出血、609人の脳卒中死亡があった。

・食品の血糖上昇度を示すグリセミック指数GIと脳卒中リスクには明らかな関連があった。

・GIに対し脳梗塞リスクは直線的に増加し、脳出血リスクはJカーブを描いた。

・これらの関連はおもに精製炭水化物(米や麺)の摂取によるものだった。

血糖のあがりやすい精製穀物を多く摂ると脳卒中リスクが上昇することがわかった、


というおはなし。
図:グリセミック指数と脳卒中死亡率横軸GI

感想:

軽い糖質制限をはじめてもうすぐ1年。食事のあとに眠くならないのが一番の効果かな。

2016年10月9日

玉子のコレステロールで血管詰まる説はなんだったのか?


Meta-analysis of Egg Consumption and Risk of Coronary Heart Disease and Stroke.
2016  10月  アメリカ

つい最近までコレステロールの大量摂取は心臓病の原因の1つと考えられてきた。
しかし2015年に米国民への食事指針からコレステロールの上限値が撤廃された。

そこであらためて コレステロールを多く含む玉子の摂取量と脳卒中など心血管疾患との関連を調べてみたそうな。


関係する過去の研究を厳選してデータを統合 再解析したところ、


次のことがわかった。

・50万人以上の被験者を含む7つの研究がみつかった。

・玉子をめったに食べない人にくらべ毎日1個摂る場合、脳卒中リスクは12%低下した。

・冠動脈疾患との有意な関連は確認できなかった。

・玉子摂取量と心血管疾患リスクとの用量関係はみられなかった。

玉子を食べると脳卒中リスクは低下したが冠動脈疾患には関連しなかった、


というおはなし。


感想:

テレビの医者が言うことを真に受けて「コレステロール低いからオレは健康だ!」 とおもってたら脳が血を吹いたよ。
食事性コレステロール摂取量、政府指針案から上限値撤廃 米国

2016年10月3日

フライドポテトは脳卒中のもとなのか?


Potato consumption and risk of cardiovascular disease: 2 prospective cohort studies.
2016  9月  スウェーデン

ジャガイモはカリウムを多く含み 血糖値も上げやすい食品であるが、心血管疾患との関連はよくわかっていない。

そこでジャガイモの摂取量(ゆでじゃが、フライドポテト、フレンチフライ)と脳卒中など心血管疾患との関連を調べてみたそうな。


ジャガイモ消費情報を含む健常な男女69313人についての 心血管疾患の発生を13年間フォローした記録を解析したところ、


次のことがわかった。

・この間に10147件の心血管疾患(心筋梗塞、心不全、脳卒中)があり、4003人が死に至った。

・ジャガイモ摂取と心血管疾患リスク、心血管疾患死亡率は男女ともに関連がなかった。

・ジャガイモ摂取量の増加に伴う心血管疾患リスクの傾向も確認できなかった。

ジャガイモを摂る量と脳卒中など心血管疾患リスクは関連していなかった、


というおはなし。
図:フライドポテトと心血管疾患リスク

感想:

揚げジャガイモ大好きなので安心した。

フライドポテトは和製英語でただしくはフレンチフライと思ってたけど、このなかで Fried potatoes と French fries を別ものとして扱ってる。

どうやら French fries があのフライドポテトで、Fried potatoes はフライパンでバター焼きにしたものを指すようだ。

2016年8月31日

DHAを摂ると傷ついた脳が治るは本当?


Delayed Docosahexaenoic Acid Treatment Combined with Dietary Supplementation of Omega-3 Fatty Acids Promotes Long-Term Neurovascular Restoration After Ischemic Stroke.
2016  8月  アメリカ

脳卒中の治療法は非常に限られていて広く適用できる手段がない。そんな中 オメガ3不飽和脂肪酸が脳卒中治療に期待されている。

その効果を実験してみたそうな。


人為的に脳虚血状態にしたネズミをつぎの4グループに分けた。

1)不飽和脂肪酸なしの比較グループ
2)DHA(ドコサヘキサエン酸)を腹腔内注射
3)オメガ3不飽和脂肪酸(魚油)のサプリメントを餌に加える
4) 2と3の組み合わせ

1ヶ月後、脳損傷、神経新生、認知障害について評価したところ、


次のことがわかった。

・グループ2,3で組織の脱落や認知障害が少なかった。

・この効果はグループ4でさらに有意なレベルで明らかだった。

・グループ4では神経新生、血管新生が促されグリア瘢痕形成が減った。

・これらの変化は水迷路テストでの空間記憶スコアと明らかな関連があった。

DHAなどオメガ3不飽和脂肪酸の投与は脳卒中後の神経血管再構築を促す効果があるのかもしれない、


というおはなし。

図:DHAの脳梗塞治療効果


感想:

そこでDHAにもになるαリノレン酸の登場だね。↓
傷ついた脳に効くBDNFが増えるサプリメントが明らかに

2016年8月22日

脳卒中予防に最適なチーズの量がわかった


Cheese consumption and risk of cardiovascular disease: a meta-analysis of prospective studies.
2016  8月  中国

チーズには飽和脂肪酸が多いものの他の栄養素も豊富である。

チーズの摂取量と脳卒中との関連を調べてみたそうな。


関連する過去の研究を厳選してデータを統合 再解析したところ、


次のことがわかった。

・15件の研究がみつかった。

・チーズをほとんど摂らないグループにくらべ多く摂るグループの脳卒中リスクは0.90倍だった。

・摂取量と脳卒中リスクの低下は直線関係にはならず、

・1日あたり40gの摂取量のとき脳卒中予防効果がもっとも大きかった。

これまでの研究からチーズ摂取量と脳卒中予防効果の関係がわかった、


というおはなし。

図:チーズの量と脳卒中リスク

感想:

これ↓思い出した。
脳卒中を防ぐミルクとチーズの量が明らかに

2016年8月2日

乳製品は脳卒中的にアジア人にもいいの?


The association between dairy product intake and cardiovascular disease mortality in Chinese adults.
2016  7月  中国

乳製品と脳卒中など心血管疾患死亡率との関連をアジア人で調べてみたそうな。


シンガポールの中国人63257人について食事内容調査を行い、その後の死亡原因をフォローしたところ、


次のことがわかった。

・過去に心血管疾患の経験がなく 乳製品の摂取がもっとも少ない(~1.32g/day)グループに対するもっとも多い(~252g/day)グループの心血管疾患死亡率は0.95倍で、

・脳卒中に限定すると、男性で0.71倍、女性0.86倍だった。

・心血管疾患歴があるとこれらの明らかな関連はなくなった。

乳製品を多く摂るアジア人の脳卒中死亡リスクは低く 特に男性で顕著だった、


というおはなし。

図:乳製品と脳卒中死亡率

感想:

効きが白人と違うみたいなんだよね、、
脳卒中を防ぐミルクとチーズの量が明らかに

2016年8月1日

脳卒中予防に適したナッツの量がわかった


Nut intake and stroke risk: A dose-response meta-analysis of prospective cohort studies
2016  7月  中国

ナッツと脳卒中リスクに関する研究は少なくないが結論はまちまちである。

これまでの研究を総括してみたそうな。


関連する過去の研究を厳選してデータを統合 再解析したところ、


次のことがわかった。

・14の研究が見つかった。

・ナッツをほとんど摂らないグループに対するもっとも多く摂るグループの脳卒中リスクは0.88倍だった。

・この関連は女性とアジア人で顕著だった。

・摂取量との関連は、1日あたり12gで相対リスクが0.86倍になった。

ナッツ摂取と脳卒中リスクの低下は関連があり、アジア人で顕著だった。1日あたり12g摂るとこの効果がもっとも大きかった、


というおはなし。

図:ナッツと脳卒中

感想:

この数年、なぜかミックスナッツをよく食べている。
[ ナッツ vs. 豆 ] 脳卒中予防に適しているのはどちら

2016年7月31日

糖尿病で脳卒中を心配する人は玉子ダメなの?


Egg consumption and cardiovascular disease according to diabetic status: The PREDIMED study.
2016  6月  スペイン

玉子はコレステロールを非常に多く含むため 脳卒中など心血管疾患リスクの高い人が食べて良いものかどうか議論は絶えない。

さらに2型糖尿病がある場合での玉子と心血管疾患との関連を調べてみたそうな。


55-80歳で、高血圧や高コレステロール、肥満、喫煙、家族歴のあるハイリスク被験者7216人について玉子摂取量、糖尿病の有無も調べ、心血管疾患の発生を5.8年間フォローしたところ、


次のことがわかった。

・この間に342件の心血管疾患が発生した。

・全体として玉子摂取量と心血管疾患との明らかな関連はなかった。

・玉子週2個未満にくらべ週4個より多い者でも 糖尿病の有無にかかわらず心血管疾患との関連を確認できなかった。

・累積玉子500個毎の心血管疾患リスクも、糖尿病患者と非糖尿病で明らかな差はなかった。

心血管疾患リスクをいくつも抱えていても、糖尿病であろうとなかろうと ほどほどに玉子を食べているぶんには脳卒中の心配はいらないだろう、


というおはなし。

図:玉子と脳卒中

感想:

まいにち3つくらいたべてる。

2016年6月30日

魚フライと脳卒中との関連について


Dietary fried fish intake increases risk of CVD: the REasons for Geographic And Racial Differences in Stroke (REGARDS) study.
2016  6月  アメリカ

魚フライの摂取量と脳卒中など心血管疾患の発生と死亡率との関連を調べてみたそうな。


健康なアメリカ人16479人に食事アンケートをとり、脳卒中、心筋梗塞、死亡の有無を5年ほどフォローしたところ、


次のことがわかった。

・この間に700件の心血管疾患があった。

・魚フライを週に2回以上摂る人はほとんど摂らない人に比べ心血管疾患になるリスクが1.63倍だった。

・フライにしていない魚と心血管疾患の発症リスクとの関連はなかった。

・心血管疾患死亡率および総死亡率と魚フライ、フライにしていない魚との関連はなかった。

週に2回以上の魚フライの摂取は脳卒中など心血管疾患の発症リスクの上昇と関連があった。アフリカ系アメリカ人の多い地域で魚フライの消費が多いことと関係があるかも知れない、


というおはなし。

図:魚フライの脳卒中

感想:

白身魚フライ好きなんだけどな、、
これ↓思い出した。
健康に気を付けているからフィッシュバーガーにします → 脳卒中で救急車

2016年6月1日

緑茶を飲めば慢性期でも脳が再生するという根拠について


Delayed Treatment with Green Tea Polyphenol EGCG Promotes Neurogenesis After Ischemic Stroke in Adult Mice.
2016  5月  中国

緑茶に含まれるカテキンの急性期脳梗塞への神経保護作用については多くの報告がある。

慢性期であっても効果があるものなのか実験してみたそうな。


人為的に脳虚血にして60分後再還流したネズミについて、
その14日後に没食子酸エピガロカテキン(EGCG)を毎日28日後まで与えた。

脳室下帯の神経前駆細胞の増殖を生体と試験管の両方で観察した。


次のことがわかった。

・14日間のカテキン投与によって神経前駆細胞の分化 増殖、神経芽細胞の移動が大いに進んだ。

・感覚運動機能も明らかに改善した。

・試験管内環境でも同様の変化を確認できた。

慢性期の脳梗塞であっても緑茶カテキン治療により神経新生と機能回復が起こりうることを示せた、


というおはなし。

写真:カテキンと神経芽細胞


感想:

おれ脳卒中やって以来 なぜか毎日抹茶飲んでるんだ、、、

2016年5月30日

全粒穀物を摂ると脳卒中死亡率は下がるのだろうか


Whole-grain intake and total, cardiovascular, and cancer mortality: a systematic review and meta-analysis of prospective studies.
2016  5月  中国

全粒穀物の摂取と脳卒中など心血管疾患での死亡率との関連を調べてみたそうな。


関係する過去の研究を厳選してデータを統合 再解析したところ、


次のことがわかった。

・26353件の死亡事例を含む12件の研究がみつかった。

・1日あたりの全粒穀物が50g増えると心血管疾患死亡率が0.7倍になった。

・この死亡率との関連は虚血性心疾患にのみ明らかで、脳卒中では確認できなかった。

全粒穀物の摂取量が増えると脳卒中を除く心血管疾患の死亡率が下がった、


というおはなし。

図:全粒穀物と心血管疾患死亡リスク

感想:

でも脳卒中予防にはなるんだよね。↓
玄米食が脳卒中予防になるという根拠について

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