元
Sleep Duration, Sedentary Behavior, Physical Activity, and Quality of Life after Inpatient Stroke Rehabilitation.
2017 6月 カナダ
脳卒中のあと運動不足が続くと心血管疾患のリスクがあがる。
リハビリから退院した脳卒中患者の1日の身体活動状況をくわしくしらべてみたそうな。
平均年齢64、発症から3.6ヶ月前後の自立歩行のできる脳卒中患者30人について、activPAL3という加速度計を装着させ7日間の活動状況を測定 解析したところ、
次のことがわかった。
・半数の患者が1日9時間を超える睡眠をとっていた。
・目が覚めている時間の74.8%は座っていて、17.9%が立位、7.3%が歩行に費やされていた。
・全歩行時間のうち1.1分間のみが中レベル(100歩/分)以上の歩行ペースだった。
・座っている時間、歩行時間、歩数は麻痺の左右側でおおきく異なり、性別や脳卒中の種類にはよらなかった。
・これらの測定値と発症からの時間には有意な関連はなかった。
脳卒中リハビリから退院したばかりの患者は睡眠時間が長く、起きている時間の4分の3を座って過ごし、歩行時間も極めて短かった、
というおはなし。
感想:
わけもなく疲れて ものごとへの関心もなくなって うごく気がしないんだよ、、