元
Effects of professional rehabilitation training on the recovery of neurological function in young stroke patients.
2016 11月 中国
若年脳卒中患者の回復パターンについてしらべてみたそうな。
2014年の中国首都医科大学の脳卒中患者について、若年100人(18-44歳)と中高年100人(45歳以上)にわけ、退院後6ヶ月間フォローしたところ、
次のことがわかった。
・若年グループの59.6%は脳出血で、中高年グループの60.0%は脳梗塞だった。
・中高年にくらべ若年者の教育レベルは高く、高血圧 糖尿病 心疾患はすくなかった。
・若年者の平均入院期間は長く、
・おもなリスク要因は 高血圧、飲酒、喫煙 だった。
・リハビリは理学療法、作業療法、言語聴覚療法、鍼灸が主で、
・1日の平均リハビリ時間は2.5時間、退院時には生活自立度と身体機能が改善していた。
・退院後6ヶ月をすぎると仕事や経済面での不満が表出した。
・家族生活の満足度はかわらなかったが 交友関係の満足度は改善した。
正規のリハビリテーションにより若年脳卒中患者の身体機能はあきらかに改善したが、6ヶ月以内に社会復帰できる者はすくなかった、
というおはなし。
感想:
脳出血がおおいから入院が長いのかな?