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2024年2月6日

ChatGPTの誤診が引き起こす脳卒中治療遅延!AI依存がもたらす命の危機

2024  2月  スイス


人工知能(AI)の技術は、放射線画像診断における診断の提供、患者のトリアージによるワークフローの改善、臨床症状に基づく専門家の意見の提供など、患者の治療においてますます使用されるようになってきている。

しかし、このようなAI技術は、アルゴリズムが誤った方向を指し示し、意思決定プロセスの理由を説明しないブラックボックスを構成する可能性があるため、本質的なリスクも抱えている。


AIのアドバイスが脳卒中治療の遅れにつながった例があったそうな。




次のことがわかった。

・60代の男性が、カテーテルアブレーション手術(心房細動治療)を受けた4日後に一時的な複視(二重視)を経験した。

・患者は処方された抗凝固薬を服用していた。

・脳卒中の可能性を考え担当医に電話したが、症状は手術後の影響で「無害」とされた。もし2度めの症状がおきたら救急車を呼ぶようにと伝えられた。

・納得のいかなかった彼が2回目の複視症状のときに ChatGPT3.5に相談した結果、視覚障害がカテーテルアブレーション後に「ありがちなこと」と答えが返ってきたため、安心して病院への受診を見送った。

・しかし約24時間後に3回目の発作が起こり、ようやく救急車を呼ぶことにした。

・臨床検査では特に異常はなかったが、左手の感覚鈍麻と微細運動障害があり、NIHSS脳卒中スケールで1点であった。

・CTとMRIでは急性脳梗塞は確認できなかった。

・心電図モニタリングで心房細動の再発が報告された。

・そのため最終的に、患者は一過性脳虚血発作(TIA)と診断された。

・抗血栓薬を変更し、2日後に後遺症なしに退院した。

・後日、同じ状況をグーグルAIのBARDに判断させたら脳卒中の可能性を指摘した。


AIツールの使用は補助的であり、医療判断には専門家の評価が必須である。自己診断による治療遅延のリスクを認識することが重要、


というおはなし。
AIによる医療


AIによる医療


AIによる医療

AIによる医療


感想:

医療特化しているわけでもない世に出たばかりの無料AIに、自身の急な病状を相談して医師の言葉よりも信用してしまう進取の気性に感心した。


個人的には、AIの性能順位は、この↓印象がある。

ChatGPT4(月3000円)>>>>> グーグルBARD > ChatGPT3.5




一刻もはやくすべての医療判断を医師ではなくAIにゆだねてほしい。



なぜなら、、

超過死亡


「日本の99.9%以上の医師は、新型コロナウイルスのワクチンを少なくとも黙認した。これは後世に語り継がれるべき事実である。
当時の医師は、地域の人々から厚い信頼を寄せられ、また彼らの中には家庭で立派な親である者もいた。」edited by GPT-4




追記:

予想外の人口減少が拡大中。2019年までの自然減傾向から予測される外挿値とくらべて、現在すでに100万人以上が余計に亡くなっている。

人口推計








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