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2025年9月24日

祭りのノリが命を削る? 神輿と脳卒中の危険な関係

2025  9月  日本


頸動脈解離(けいどうみゃくかいり)は、首の血管が傷つくことで起きる病気で、若い人でも脳梗塞の原因になることがある。

多くは交通事故やスポーツのケガで見られるが、今回、日本の伝統行事である「神輿(みこし)担ぎ」によって起きた非常に珍しい症例がみつかったそうな。

2025年9月23日

24時間を超えても血栓回収!?──EVT信者にカモにされないために

2025  9月  アメリカ


脳梗塞に対する血栓回収療法(EVT)は、発症から6時間以内、あるいは条件を満たせば24時間以内まで効果があることが分かっている。

ところが24時間を過ぎた「超遅延」の場合でも、一部の人ではまだ血流が保たれていて、治療で助けられる脳の組織が残っている可能性がある。

ただ、これまでは小さな研究ばかりで、本当に効果があるかどうかははっきりしていなかった。そこで、24時間を超えた患者に対してEVTと薬による治療を比べた研究をまとめ検証してみたそうな。

2025年9月22日

脳卒中歩行リハにロボット導入、実は有効でない“張りぼて戦略”

2025  9月  インド


ロボット支援歩行訓練(Robot-Assisted Gait Training, RAGT)は、脳卒中後のリハビリで「最新のテクノロジー」として期待されてきた。

しかし、これまでの臨床試験や総合的な研究レビューの結果は一貫しておらず、本当に役立っているのかどうかには疑問が残っている。

特に、従来から行われてきた「課題指向型歩行訓練(Task-Oriented Gait Training, TOGT)」に比べてどれだけ追加の効果があるのかがはっきりしていない。そこで、RAGTのエビデンスをあらためて批判的に検討し、その臨床的な価値を見直してみたそうな。

2025年9月21日

磁気刺激は奇跡を起こすのか、それとも錯覚か──rTMS研究を読み解く

2025  7月  韓国


脳卒中のあと、多くの人が手や足の動きに障害や痙縮を抱える。リハビリである程度は回復するが、それだけでは不十分なことが多い。

補助的治療法として磁気を使って脳の神経を刺激する「反復経頭蓋磁気刺激(rTMS)」が注目されてきた。しかし研究によって結果がまちまちで、本当に効果があるのかどうかはっきりしていなかった。

そこで、過去の臨床試験をまとめて分析し、rTMSの効果をくわしく検証してみたそうな。

2025年9月20日

たった2%の患者しか救えない――それでも脳外科医たちが低侵襲手術にこだわる理由

2025  9月  アメリカ


脳内出血(ICH)は命に関わることが多く、後遺症も残りやすい病気である。近年のENRICH試験では、頭を大きく開けずに血のかたまり(血腫)を取り除く「低侵襲手術(MIS)」が有効とされ注目を集めている。

しかし、この手術が実際の患者のどのくらいに使えるのかは、まだよく分かっていなかった。

そこで、現実の診療の中でMISの対象となる患者がどれくらいいるのかをくわしくしらべてみたそうな。

2025年9月19日

「深部は減り、表層が増える」逆転現象:日本の脳内出血30年

2025  9月  日本


脳内出血は、命にかかわり後遺症をもたらす危険な病気である。そのため「どのくらい発症しているのか」を長い目で見て調べることは、とても大事である。

さらに、出血する場所によって原因や治療の仕方がちがうため、「どの部位でどれくらい起きているか」を知ることも予防や治療の手がかりになる。

これまで日本の研究では脳卒中全体の動向は報告されてきたが、脳内出血を出血部位ごとに細かく追った研究は少なかったのでくわしくしらべてみたそうな。

2025年9月18日

脳卒中リハビリを変える? ビタミンDサプリの意外な力

2025  8月  インドネシア


脳卒中は世界で毎年1,200万件以上が新たに発症し、650万人が亡くなる深刻な病気である。
特に低所得の国では治療や介護の負担が重く、社会全体に大きな影響を与えている。

近年、ビタミンD不足が動脈硬化や血管の機能低下と関係し、脳卒中のリスクを高めることが分かってきた。
また、ビタミンDには神経を守ったり、脳の回復を助けたりする作用がある可能性が報告されている。

そこで、ビタミンDを補給することが脳卒中のリハビリに役立つかどうかを確かめてみたそうな。

2025年9月17日

めまいの半分は脳卒中──救急外来が突きつけた衝撃の数字

2025  9月  中国


「めまい」は救急外来でよくある症状である。多くは耳の異常による末梢性めまいで命に関わらないが、実は脳卒中が隠れていることも少なくない。

特に「めまいだけで、ほかの神経症状がない」場合は軽く見られやすく、診断が遅れるリスクがある。

従来のCTは小さな脳梗塞を検出する力が弱く、MRIが有効と考えられている。そこで、孤立性めまいの患者にどの程度脳卒中が隠れているか、そしてMRIとCTの診断性能をくわしくしらべてみたそうな。

2025年9月16日

麻痺手を“なんとなく”動かすだけでは回復しない──慢性期リハの冷徹な現実

2025  8月  アメリカ


脳卒中のあと、長い時間がたってからでも運動やリハビリが役に立つのかどうかは、よくわかっていなかった。

多くの研究は新しいリハビリ法を試すときに「実際の治療」と「普通のケア」を比べるが、普通のケアを受けた人たちがどれくらい良くなるかについては、はっきりとした数字が示されていなかった。

そこで、過去の試験で「コントロール群」と呼ばれる普通のケアを受けた人たちだけを集めて、腕の動きがどのくらい変化するかをくわしくしらべてみたそうな。

2025年9月15日

変人の集い? それとも新しい支援の形? 脳卒中サバイバーがSNSで見せる素顔

2025  9月  スウェーデン


脳卒中は突然生活を変えてしまい、身体の動きだけでなく気持ちや人とのつながりにも大きな影響を与える。とくに働き盛りや子育て世代の人にとっては、役割を失ったり孤独を感じたりしやすい。

近年、同じ経験をした人どうしがSNSなどで支え合う場が広がっているが、そこでどのように体験が語られ、「自分らしさ」が作り直されているのかはあまり知られていないので、くわしくしらべてみたそうな。

2025年9月14日

脳梗塞の翌日に殺人念慮──右脳が壊す“理性の防波堤”

2025  7月  アメリカ


脳卒中の後に精神症状が出現することは珍しくないが、精神病の形で現れる場合、その特徴やリスク要因はまだ十分に理解されていない。

とりわけ、殺人念慮という極端な精神症状が脳梗塞直後に出現することはきわめて稀であり、臨床上の重要性が高い。

こんかい「既往歴のない患者における脳梗塞後急性精神病と殺人念慮」の症例があったそうな。

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回復と予防のヒント100記事(2017年1月までのぶん)

脳卒中を見逃さない BE-FAST とは
玉子のコレステロールで血管詰まる説はなんだったのか?
緑茶を飲めば慢性期でも脳が再生するという根拠について
2度めの脳卒中で可塑性が再び高まる可能性について
高齢の脳卒中患者へのリハビリは無駄なの?
人生に目的を持つ高齢者の脳には梗塞が寄りつかないことが明らかに
目的をイメージしながら動作訓練すると脳がより広く鍛えられることが明らかに
脳卒中予防には歩く時間が大切 距離やスピードじゃなくてジ・カ・ン
日本人が脳卒中で死なないための生活習慣が判明
水をたくさん飲むと脳卒中にならない、はホントだった

口の中が汚いと脳内出血になるという根拠について
脳梗塞と脳出血を同時に防ぐ肥満度BMIがわかった
脳卒中を防ぐミルクとチーズの量が明らかに
片麻痺の立ち上がり訓練 効果的なやり方
脳卒中は脳機能8年間分の老化に相当することが明らかに!
高血圧の脳卒中予防には葉酸サプリメントが効くことが判明
[ ナッツ vs. 豆 ] 脳卒中予防に適しているのはどちら
触覚刺激で脳がすぐに回復し その効果が10年以上続く可能性について
脳が再生する運動強度がわかった
緑茶とコーヒーを飲むと相互作用で脳出血リスクが3割減ることが判明

脳卒中で復職可能な年数がわかった
ランセット誌:塩分減らすとかえって脳卒中になる
オナニーがきっかけで脳出血になる割合
手の痙縮を解く低周波治療器の効果的使用法が判明!
睡眠8時間を超える人は問答無用で脳卒中リスク46%増し
カップラーメンを週2回以上食べる女性が脳卒中になりやすい理由について
怒りと脳卒中との関連が明らかに
難しい理屈はいいからスクワットをやれ
1日に6000歩以上で脳卒中の再発予防になることを日本の研究者が解明
脳出血で損傷した脳が勝手に再生する可能性について

脳卒中患者がネットを使いこなす理由
若年脳卒中患者は脳の老化が10-20年進んでいた
マルチビタミンの脳卒中予防効果は〇〇年後に現れる
最新の音楽療法 バイノウラルビート (Binaural Beat)
脳卒中になりやすい労働時間がわかった ランセット誌
脳卒中が軽症だからって運転させていいの?
健康のために毎日いっしょけんめい運動するとかえって脳卒中になりやすいことが100万人の調査で明らかに
足をクロスしていたら半側空間無視 確定か?
療法士さんよりもビデオゲームの方が優れていると判明!
両手準備運動をすると脳が刺激されて上肢リハビリが加速することが判明!

心を改め運動を始めるだけで脳の可塑性は復活する
知らない音楽を聴くと脳が広く活動して新しい回路が、
なんとか復職しても仕事は続けられるのだろうか?
NEJM誌:脳卒中で死なない血圧は120未満だからね
脳卒中の言語障害はウェルニッケやブローカのせいではなかった!
手の指を繰り返し動かしてあげても脳への影響はゼロ
片足立ち20秒未満 →小さな脳梗塞や脳出血の可能性高!
[住みやすい国] 日本の脳卒中と自殺との関連について
再発予防のために血圧を120以下にすると長生きできない
【いますぐ実践】片鼻呼吸法で失語症が改善することが明らかに

悪玉善玉比L/Hが低いと脳内出血で死ぬことが明らかに
鼻炎のメリット→脳梗塞予防効果
脳卒中 幹細胞治療のダークサイドについて
ランセット誌:握力よわくなったら脳卒中が近いと知りなさい
だいたい5年後に脳卒中経験者が悩んでいること
ハゲを治そうとして脳卒中になってしまった日本人2例
退院したての元患者が感じていること
麻痺側の触覚を刺激し続けると梗塞を最小限にできる可能性について
脳卒中経験者は自動車運転をナメきっていることが判明
減塩に真面目な人ほど脳卒中で死亡するという事実

納豆を食べると脳卒中で死なない 2万9千人調査
NEJM誌:幹細胞ツアーに参加したら癌ができた
脳梗塞から脳出血へ コレステロールとの関連が明らかに
脳出血で死なないための睡眠時間が判明!
音楽サポート療法の「音楽」はほんとうに必要なのか?
患者に毎日好きな音楽を聴かせたところ、脳に構造改革が起きた模様
感情失禁になる患者の割合について
脳の可塑性のおかげで2年経っても運動機能が回復することが判明
【悲報】脳卒中後、杖を使い続けると麻痺していない手まで動かなくなる
血圧が高いひとは、他人の気持ちがわからない

生活習慣を改めれば脳卒中の再発は防げるの?
カニ歩きと後ろ歩き 片麻痺リハビリに効果的なのは、、
鍼治療の「得気」は小脳のはたらきだった
脳梗塞実績No.1漢方薬 → ほようかんごとう
閉じ込め症候群の患者にあえて生活の質を問うてみた結果、、
砂糖の代わりに甘味料を使うと脳梗塞がさらにひどくなることが判明
ダメージを負った脳組織が勝手に再生する仕組みが明らかに
指ストレッチはいいらしいから さっそくこのビデオで実践することにした
【肥満パラドックス】脳梗塞で長生きするBMIが判明
リハビリの合間のお昼寝は大切 → 訓練がはかどるゾ

刺激豊富な環境で脳梗塞が治る理由
猫を飼う女性は脳卒中で死なないことが判明!
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【アロマテラピー】ラベンダーの香りが脳梗塞にすごく効く
脳卒中後の疲労感は 只の疲労とはわけが違う
脳卒中がきっかけでホモになることがあるらしい
ダイエットコーラを毎日飲むと脳卒中になることが判明

高コレステロールに朗報 葉酸サプリの脳卒中予防効果
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脳卒中予防に最適なビタミンBサプリメントの組み合わせがわかった!
脳卒中経験者の血圧を十分に下げたら死亡者が続出した
痙縮が治る ただの風呂と温泉を比較した
歩きスマホが脳卒中患者のリハビリに適しているという根拠について
磁気嵐が脳卒中を引き起こす と判明!
リハビリは動かせばイイってもんじゃぁない. 本人がやる気になるまで待て.
『足首を鍛えたいのに麻痺して動かないの』→『もう一方の足を鍛えなさい』