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2025年4月22日

超早期リハビリの“犯人”は誰だ? ― LVOではなかった、残るは…?

2025  4月  オーストラリア


 AVERT(A Very Early Rehabilitation Trial)試験では、脳梗塞発症後24時間以内の超早期リハビリ介入(Very Early Mobilization:VEM)を行うと、かえって機能予後が悪化するという結果が示された。

しかし、そのメカニズムは不明である。そこで、VEMの悪影響の原因として「大血管閉塞(Large Vessel Occlusion:LVO)のある患者にVEMを行うと、脳の血流がさらに低下し悪化を招くのではないか」という仮説をくわしく検証してみたそうな。

2024年10月3日

くも膜下出血後に待ち受ける心の傷!脳卒中患者のPTSDリスクに迫る

2024  9月  オランダ


脳卒中は身体的な障害だけでなく、心理的な影響も伴うことが知られている。

その中でも、心的外傷後ストレス障害(PTSD)の発症は注目されているが、脳卒中の種類や評価方法によって有病率が異なる。

そこで、脳卒中後のPTSDの有病率を系統的にレビューし、脳卒中の種類や評価方法による違いをくわしくしらべてみたそうな。

2023年8月30日

メンタルヘルスの暗黒面: 脳動脈瘤リスクを高める証拠

2023  8月  アメリカ


脳動脈瘤は脳出血のおもな原因のひとつである。

しかし精神的な健康障害が脳卒中リスクを高めるメカニズムはわかっていない。

そこで、精神疾患と動脈瘤およびくも膜下出血との関係をくわしくしらべてみたそうな。

2022年3月2日

くも膜下出血後に人格変わる割合

2022  2月  香港


くも膜下出血はまれで重篤な脳卒中の一種である。

発症平均年齢は55歳と若いため、その後の人生への影響が非常におおきい。

くも膜下出血経験者のおおくは長期にわたる認知障害、QoLの低下、うつ、人格変化、PTSD、疲労などの精神神経障害がめずらくないが、軽視されがちである。

そこで、くも膜下出血後の人格変化(Personality changes)について、その頻度、重症度、臨床経過、関連要因、生活への影響をあきらかにするべくシステマチックレビューをこころみたそうな。

2021年1月27日

TIA後の不安とうつ

2021  1月  ドイツ


脳梗塞は長期にわたる身体障害、不安やうつなど情動症状(emotional symptoms)、QoLの低下と関連している。

しかし最近の調査では情動症状が身体の障害に起因するという考え方に疑問が呈されている。

たとえば、情動症状は梗塞や身体障害の遺っていない一過性脳虚血発作(TIA)のあとにも報告されている。

そこで、TIA後の情動症状について生活の質(QoL)に与える影響をふくめ、脳梗塞の場合とくらべてみたそうな。

2020年10月11日

震災後の脳卒中発生率の長期傾向

2020  10月  日本


2011年の東日本大震災のあと、脳卒中の発生が一時的に増加したことが報告されているが、長期的影響についてはわかっていないのでくわしくしらべてみたそうな。

2020年2月2日

軽い脳卒中はすぐに家に帰すべきか


Are patients afraid to go home- Disposition preferences after transient ischaemic attack and minor stroke
2020  1月  アメリカ

一過性脳虚血発作(TIA)や軽い脳梗塞(minor stroke:MS)の疑いで 救急科にきた患者(TIAMS)にたいしては、すぐに救急科から退院させてクリニックなどの外来診察でフォローする、もしくはいったん入院させて様子をみる の2通りの対処のしかたがある。

これが患者の希望に沿う場合には満足度はたかく、その後の回復にも影響すると考えられる。

その関連要因として救急治療シーンでの心理的ストレスたとえば無力感や脆弱感による脅威認識(threat perception)がありPTSD(心的外傷後ストレス障害)の原因ともなりうる。

これら脅威認識にたいし ある患者は入院による手厚いフォローを好ましく感じるいっぽう 入院によるストレスでかえって絶望してしまう患者もいると考えられる。

そこでTIAMS患者の脅威認識と「即退院からの外来フォロー」もしくは「入院」措置の好みとの関連をくわしくしらべてみたそうな。

2019年10月24日

Stroke誌:若年者 PTSDからの脳卒中


Posttraumatic Stress Disorder and Risk for Stroke in Young and Middle-Aged Adults
2019  10月  アメリカ

脳梗塞の10-14%は18-45歳が占める。高齢者の脳梗塞発生率は低下傾向にあるもの若年者は上昇傾向にある。

そのリスク要因の1つとして精神的、心理的ストレスが考えられる。とくにPTSD(心的外傷後ストレス障害)は若年者の10-40%にみられるという。

そこで若年者について、PTSDと脳卒中との関連を大規模にしらべてみたそうな。



平均年齢30でイラクやアフガニスタンで働いた退役軍人約100万人を13年間フォローした記録を解析した結果、



次のことがわかった。

・28.6%がPTSDと診断された。

・TIA766人、脳梗塞1877人が発生した。

・PTSD患者のTIAリスクは2.02倍で、脳梗塞リスクは1.62倍だった。

・関連要因を調整してもこれらのリスクはあきらかに高かった。

・PTSDの脳梗塞への影響は女性よりも男性に強く、TIAでは性差はみられなかった。

PTSDは若年者のTIAや脳梗塞リスクをあきらかに高くする要因だった。とくに男性はPTSDで脳梗塞になりやすかった、


というおはなし。

図:



感想:

ストレス下にあると慢性的な炎症、自律神経系や生活の乱れがおおきくなって脳卒中になるんだって。

さいきん「PTSD」ってあまり聞かないな、、とおもって、似たようなところで「LGBT」と比べてみた。


規模も傾向も大差ないのね。

2019年1月26日

磁気刺激治療 30年間の論文傾向


Publication trends in transcranial magnetic stimulation- a 30-year panorama
2019  1月  ドイツ

TMS(経頭蓋磁気刺激)は非侵襲的に脳を刺激できる方法として1985年に考案された。当初は脳の運動野から末梢神経への皮質脊髄路の健全性を調べるための診断機器として使用された。

のちに疼痛や痙縮、脳卒中、パーキンソン病の治療に用いられるようになり、さらに最近ではうつやPTSDといった精神疾患にも応用されている。

TMSが世にでてからおよそ30年間の論文を書誌計量学的に解析してみたそうな。


引用文献データベースをつかって1988-2017までのTMS関連論文を抽出し、

もっとも論文数のおおい研究者、研究所、国、掲載誌、そして対象になる病気名、について調べたところ、


次のことがわかった。

・17492件の研究論文がみつかった。

・年間出版数の傾向は、他のテーマが横ばいなのに対し、TMSは劇的に増加していた。

・研究がもっともかっぱつな国はイギリス、アメリカ、カナダで、

・脳卒中、うつ、パーキンソン病についての研究がおおかった。

TMSの研究論文はこの30年間で激増しており、脳卒中、うつ、パーキンソン病への応用がおおい、


というおはなし。

図:TMS研究でおおい病気テーマ

感想:

論文の数ばかりおおくてあまり成果がでない分野でもある印象。
[結論] rTMSの上肢リハビリ効果について

その他 [磁気刺激]の関連記事

2018年12月2日

脳卒中のあとの3つの精神症状


Association Between Anxiety, Depression, and Post-traumatic Stress Disorder and Outcomes After Ischemic Stroke
2018  11月  アメリカ

脳卒中患者の精神症状については数多くの報告がある。うつや不安 PTSDの症状は4分の1~3分の1の患者が示すという。

これら3つの症状のうちうつに限定した報告はおおいが、3つすべてを扱ったものはすくないのでくわしくしらべてみたそうな。

2018年4月10日

脳内出血アジア人の心的外傷後ストレス障害PTSD


Posttraumatic stress disorder after a first-ever intracerebral hemorrhage in the Chinese population: A pilot study.
2018  4月  中国

これまでの研究から脳卒中やTIAのあと10-25%の患者がPTSD(心的外傷後ストレス障害)になることがわかっている。

またPTSDの有病率は西洋人で3-6%のいっぽう、アジア人では1%未満であるという。

そこで、中国人を対象に脳内出血患者に限定してPTSDの頻度と特徴をしらべてみたそうな。


脳内出血患者64人を12ヶ月後までフォローした結果、


次のことがわかった。

・3ヶ月後、23.4%の脳内出血患者がPTSDと診断された。

・PTSDになった患者は 67 vs. 29% で女性がおおく、

・47 vs. 18% でなんらかの手術を受けた患者がおおかった。

・PTSDになった患者は "改訂出来事インパクト尺度" IES-R (Impact of Event Scale-Revised)のスコアが高く、不安やうつが強く、不適応な対処行動をとりがちで、

・QoLが低く、脳卒中による障害が重かった。

・12ヶ月後、PTSDになった患者の43%が自然に回復していた。

脳内出血はアジア人患者のPTSDリスクを上げる要因だった。特に女性、手術あり、障害の重い患者で顕著だった、


というおはなし。
図:心的外傷後ストレス障害

感想:

重い障害が残っているときにPTSDと診断されたとして、なにか救いになるのかね?

[PTSD]の関連記事

2017年5月26日

境界性パーソナリティ障害と脳卒中


Risk of stroke among patients with borderline personality disorder: A nationwide longitudinal study.
2017  5月  台湾

境界性パーソナリティ障害(BPD)は感情や人間関係、自己評価、衝動制御の不安定さが特徴で、常にイライラして突然怒り出したり自傷行為に及んだりする。

BPDは一般人の4%にあるとされ、青年期にはじまり徐々に落ち着く傾向がある。

BPDには肥満や高血圧、糖尿病が多いことかがわかっているので、こんかい脳卒中との関連をしらべてみたそうな。


台湾の国民健康保健データベースから2002-2009のBPD患者5969人および年齢性別の一致する健常者23876人を抽出し脳卒中の発生を2011までフォローしたところ、


次のようになった。

・BPD患者の平均年齢は29歳だった。

・脳卒中発症年齢は 39 vs.46 でBPDグループが若かった。

・うつやPTSDといった精神疾患の影響を考慮しても、BPDがあると脳卒中リスク4.8倍 とくに脳梗塞リスク5.7倍だった。

境界性パーソナリティ障害の患者はその後 脳梗塞になりやすかった、


というおはなし。
図:

感想:

さいきんの発達障害ブームもそうだけど、だれにでも当てはまりそうな性格上の特徴をならべて 難しい名前でむりやり病気にしている感がある。

性格分析なら歴史がながいぶん占星術のほうがよほどあてになる。

ここ→EQUINOXには世話になった。あまりに当たるので この15年間はこわくて利用していない。

2015年7月16日

トラウマ体験でPTSDの女性と脳卒中の関係について


Trauma Exposure and Posttraumatic Stress Disorder Symptoms Predict Onset of Cardiovascular Events in Women.
2015  6月  アメリカ
PTSD(心的外傷後ストレス障害)は男性よりもはるかに女性がなりやすい。

PTSDと脳卒中との関連を女性について調べてみたそうな。


20年間にわたり、約5万人の女性にトラウマ体験(災害、暴力、事故、虐待など)やPTSDおよび脳卒中など心血管疾患の有無を調査し関連を解析したところ、


次のことがわかった。

・271件の脳卒中、277件の心筋梗塞があった。

・トラウマ体験のない者に比べ、PTSD症状が4つ以上ある場合心血管疾患リスクは1.60倍だった。

・トラウマ体験のみでPTSD症状がない場合でもそのリスクは1.45倍だった。

・ただし、PTSD症状が1-3個の場合、心血管疾患リスクの上昇はなかった。

・リスク上昇ぶんの半分くらいは喫煙や飲酒、運動不足などの生活習慣で説明がついた。


トラウマ体験を持ちPTSD症状を示す女性は脳卒中など心血管疾患になりやすいのかもしれない、


というおはなし。

PTSD woman

感想:

PTSD症状1-3個はリスク上がらず、が面白い。適度なフラッシュバックや緊張感は癒やしのプロセスなのかもしれんな、、

2015年4月26日

PTSDがきっかけで脳卒中になるものなの?


Risk of stroke among patients with post-traumatic stress disorder: nationwide longitudinal study.
2015  2月  台湾

PTSD(心的外傷後ストレス障害)になると脳卒中にもなりやすいものなのか調べてみたそうな。


国民健康保険データベースからPTSD患者5217人を抽出、同様の年齢性別構成の健常者20868人と共にフォローして、その後の脳卒中のなりやすさを比較した。


次のようになった。

・PTSDだと脳卒中になるリスクが3倍以上高かった。


PTSDだと どういうわけか脳卒中にもなりやすかった、


というおはなし。


感想:

これまで 「脳卒中がきっかけでPTSDになる」の記事はいくつかあった。
逆もアリとなると 「PTSDが原因で脳卒中が再発してしまう」人がいるかも、、


2015年3月11日

脳卒中を経験していても震災に遭うとPTSDになるのか


Predictors and prognostic impact of post-traumatic stress disorder after the great East Japan earthquake in patients with cardiovascular disease.
2015  3月  日本

東日本大震災のあと心的外傷後ストレス障害PTSDになる心血管疾患患者の特徴を調べてみたそうな。


東北地方の心血管疾患の登録者1万人あまりに震災発生後6ヶ月時点でアンケート調査を行った。


次のようになった。

・3620人から回答を得た。

・このうち14.7%がPTSDと診断できた。

・女性であること、津波経験、財産喪失、貧困、睡眠薬歴がPTSDと関連が強かった。

・津波被害の大きかった地域や福島第一原発の30km圏内でPTSDが多かった。

・2年間のフォロー中にPTSDあり患者の脳卒中など心血管疾患死亡率はPTSDなし患者に比べ有意に高かった。


震災後、心血管疾患患者でのPTSDは多く、深刻な結果につながった、


というおはなし。
震災後のPTSDの割合

感想:

脳卒中体験でPTSDの話はよく見かける。だから耐性がありそうなものだけど、むしろPTSDになりやすいみたいなんだ、、

2014年10月4日

TIA経験者がPTSDになる理由について


Increased Prevalence of Posttraumatic Stress Disorder in Patients After Transient Ischemic Attack
2014  9月  ドイツ

一過性脳虚血発作(TIA)は障害を残さない軽い脳卒中と考えられているものの、患者にとっては恐怖体験である。

そこでTIA患者の心的外傷後ストレス障害(PTSD)の割合を調べてみたそうな。


TIA患者108人について、3ヶ月後時点での心理的、身体的状況を調査したところ、


次のことがわかった。

・29.6%がPTSDと診断された。この割合は一般人の10倍だった。

・PTSDとされた患者には不安やウツの症状もあった。

・PTSDの患者は将来の脳卒中のリスクが高いと自覚していて、そのストレスに対処できない状況にあった。

・PTSDがあるとQOLも低かった。


TIA経験者のおよそ3人に1人がPTSDで、不安やウツ、QOLの低下を伴っていた。将来の脳卒中リスクを過大評価するあまり そのストレスに対処できないことが理由と考えられた、


というおはなし。


感想:

自分もこの15年ほどのあいだに ISDN → ADSL と経験し、昨年11月ついにひかりに切り替えた。

2013年10月28日

脳卒中でPTSDになりやすい人 なりにくい人


Correlates of Post-traumatic Stress Disorder in Stroke Survivors.
2013  10月  アメリカ

心的外傷後ストレス障害(PTSD)は命に関わるような事故や病気のあとに起きやすい。

そこで脳卒中とPTSDとの関連を調べてみたそうな。


発症5年以内の脳卒中経験者535人についてPTSD判定テストを行った。このスコアが50以上だとPTSDである可能性が高い。また、関連要因も解析した。


次のようになった。

・95人、18%がスコア50以上だった。平均スコアは35。

・低収入、脳卒中の再発、障害の悪化、合併症の増加がPTSDと関連があった。

・高齢、既婚、相談相手がいるとPTSDになりにくかった。

・PTSDの可能性の高い人は身体的、精神的に健康状態が良くなかった。


脳卒中によるPTSDは年齢が若く、再発、重い障害や合併症があるとなりやすい。社会的なサポートには予防効果があるので早めに手を打ちたいものである、


というおはなし。

2013年9月22日

クモ膜下出血から3年経ってもPTSDの人の特徴


Post-Traumatic Stress Disorder in Patients 3 Years after Aneurysmal Subarachnoid Haemorrhage.
2013  9月  オランダ

クモ膜下出血は脳卒中のおよそ5%を占める。その回復初期には心的外傷後ストレス障害(PTSD)が珍しくない。

そこで、発症3年後のPTSDの割合を調べてみたそうな。


クモ膜下出血から退院して3年経った患者143人に手紙でアンケート調査をした。

・94人から回答があった。回答者と非回答者とで 入院時のちがいはなかった。

・回答者の24人(26%)がPTSDと判断できた。

・PTSD患者の特徴は "消極的対処"である、という点以外見つからなかった。


クモ膜下出血から3年が経った時点でさえ、4人に1人はPTSDだった。彼らには"消極的対処"という特徴がある、

というおはなし。



感想:

消極的対処は、問題に対して あきらめる、避ける、個人内で解消する 傾向を指す。

自慢じゃないけど、自分にぴったり当てはまる。

2013年6月30日

チェルノブイリ事故でPTSDになった人を調べたら脳卒中になりやすそうなことがわかった


Cerebral basis of posttraumatic stress disorder following the Chernobyl disaster.
2013  4月  ウクライナ

チェルノブイリ事故で心的外傷後ストレス障害(PTSD)になった人たちの脳の働きについて調べてみたそうな。


PTSDと診断された219人を含む241人の事故経験者について調査した。


・内訳、115人は現場の清掃に携わり、34人が急性放射線症だった。

・76人は立ち入り禁止区域からの避難者だった。

・28人はアフガニスタンからの退役軍人、22人は被曝していない健常人だった。

・被曝関連PTSDには将来への恐怖、ウツ、不安、記憶障害などの症状が見られた。

・超音波検査で、内頚動脈壁の肥厚、狭窄率の上昇が確認された。

・脳波検査で、β,θ波の減少、α波の増加が見られた。



放射線事故関連PTSDでは、精神病理的、神経認知的問題および脳卒中やアテローム性動脈硬化の原因になる脳血管の変化が観察された。
これらに加え、脳内の異常な働きも示唆された。
福島第一原発事故避難民へのちゃんとした心理的、精神的ケアが望まれる、


というおはなし。

2013年6月21日

脳卒中経験者の4人に1人が心的外傷後ストレス障害(PTSD)と判明


Prevalence of PTSD in Survivors of Stroke and Transient Ischemic Attack: A Meta-Analytic Review
2013  6月  アメリカ

TIAを含む脳卒中経験者に、心的外傷後ストレス障害(PTSD)がどれくらい見られるのものなのか、調べてみたそうな。


医学データベースから関連のある研究を厳選して、データ統合の後、再解析した結果、


次のようになった。

・計1138人の被験者が参加する9件の研究が見つかった。

・発症後1年以内のPTSDの割合は、23%だった。

・1年以上にわたりPTSDが続く者の割合は11%だった。


PTSDは戦闘や性的暴行により生じると考えられているが、脳卒中患者の4人に1人はPTSDであり珍しいものでは無かった


というおはなし。

図:PTSDと脳卒中

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