元2020 6月 日本
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2020年6月27日
[日本] 脳卒中後てんかんの条件
2022年2月9日
コクラン:脳卒中の抗てんかん薬 効果なかった
元2022 2月 中国
2021年9月11日
抗てんかん薬を予防的に使うとき
元2021 9月 アメリカ
2016年7月7日
脳梗塞をやった子供の3,4年後
元
Neurological outcome after arterial ischemic stroke in children.
2016 6月 イラン
子供の脳梗塞の予後を調べてみたそうな。
テヘランのこども病院の脳梗塞患者(生後10ヶ月-12歳)53人について4年ほどフォローしたところ、
次のことがわかった。
・29%がフルに回復した。
・71%にはなんらかの神経症状が残った。
・症状の重かった8人のうち5人と 他7人が再発した。
・入院時けいれん発作の起きた11人中10人で2度めのけいれん発作が起きた。
脳梗塞を経験した子供のおよそ70%で長期的になにかの障害が残った。再発がもっともおおきな問題だった、
というおはなし。
感想:
なぜか子供の脳卒中って悲惨なイメージがない。
2017年5月10日
脳内出血のあとてんかんにならない方法
元
Poststroke epilepsy in long-term survivors of primary intracerebral hemorrhage
2017 5月 フィンランド
脳内出血のあとはてんかんになりやすい。
どのくらいの割合で どんな条件でおきるのか、長期的にしらべてみたそうな。
1993-2008の脳内出血で3ヶ月以上生存できた患者を6.4年間ほどフォローした記録を解析したところ、
次のことがわかった。
・患者615人のうち13.5%がてんかんを発症した。
・てんかんは最初の1年間におおく 患者の6.8%におよんだ。
・おもなリスク要因は早期のけいれん発作、皮質下の血腫だった。
・高血圧だとてんかんリスクがおよそ半分に低下した。
皮質下の出血や早期のけいれん発作があると脳内出血後のてんかんになりやすかった。しかし高血圧だとあきらかなリスク低下になった、
というおはなし。
感想:
脳内出血おこすようなひとは血圧高いくらいがちょうどいいんだね。降圧薬やめて正解だったかも、、
2021年5月16日
COVID-19で脳静脈洞血栓症のばあい
元2021 5月 パキスタン
2023年3月25日
くも膜下出血の「ターソン症候群」の頻度ときっかけ
元2023 3月 ドイツ
2024年3月20日
衝撃の真相:抗うつ薬が脳卒中回復に与える予想外の影響
元2024 3月 イギリス
2021年9月5日
mRNAワクチン後にくも膜下出血と脳静脈血栓症
元2021 9月 アメリカ
2023年6月6日
ワクチン後の神経症状:危険因子との驚きの関連性
元2023 6月 アメリカ
2021年1月1日
Neurology誌:「せん妄」COVID-19患者の死亡リスク
元2020 12月 アメリカ
2014年6月21日
ハゲを治そうとして脳卒中になってしまった日本人2例
元
Two cases of stroke associated with the use of finasteride,an approved drug for male-pattern hair loss in Japan.
2014 6月 日本
ハゲ治療薬フィナステリド服用中に起きた脳卒中が2例あったそうな。
1人は、35歳男性でフィナステリドを毎日1mg☓6ヶ月間飲んでいた。
頭痛とけいれん発作で入院し、検査の結果 静脈に血栓が見つかった。
この治療に10ヶ月間を要した。
2人目は、45歳男性で、フィナステリドに加えて別のハゲ治療薬ミノキシジルを1年間併用していた。
頭痛で病院を訪れ、検査の結果 左頭頂側頭葉に脳梗塞が見つかった。
フィナステリドを使用中に血栓が起きた事例は日本で14例報告されている、
というおはなし。
感想:
Yahoo知恵袋にこんなのがあった。
ミノキシジル5%を1年半使っていたら脳梗塞になりました。この発毛財が関係して...
脳梗塞になるよりはハゲの方がずっといいと思う。
2014年11月24日
片麻痺の子供のあたまに乾電池の電極を貼り付けても大丈夫?
元
Safety and Feasibility of Transcranial Direct Current Stimulation in Pediatric Hemiparesis: A Randomized Controlled Pilot Study.
2014 11月 アメリカ
tDCS(経頭蓋直流電気刺激)は非侵襲的な脳刺激法であり、成人脳卒中患者のリハビリに用いられる。
子供への安全性を確かめてみたそうな。
脳卒中により 生まれついて片麻痺の子供13人(7-18歳)について、リアルtDCS、偽tDCSグループに分けて治療を行った。
治療内容は両側運動野へ0.7mAの刺激を10分間行った。
有害事象の有無を確認し、効果を1週間後までフォローした。
次のようになった。
・けいれん発作などの大きな有害事象はなかった。
・2人の被験者は不快感や効果測定上の理由で脱落した。
・残り11人は治療後のフォローまで完遂した。
・両グループ間で、運動誘発電位、行動面で有意な差は見られなかった。
子供へのtDCS治療は問題なさそうだった、
というおはなし。
感想:
tDCSってパラメータが少なすぎて奥行きが感じられないな、、と思ってたら、直流の代わりに交流やノイズ電流を使うtACS,tRNSなんてものがあることを知った。
2021年5月23日
大麻と脳卒中のシステマチックレビュー
元2021 5月 アメリカ
2021年5月2日
コロナワクチンのあと脳の血栓で入院した3例
元2021 4月 ドイツ
2021年8月16日
「雷鳴頭痛」なのにやがて治ってしまう症候群とは
元2021 8月 フランス
2021年10月26日
脳梗塞でないのに血栓溶解治療されてしまう患者
元2021 9月 ハンガリー
2013年8月24日
脳卒中じゃなくても病院に着くまえにどんどんtPAを注射しちゃえ!という近ごろの風潮について
元
Stroke Mimics under the Drip-and-Ship Paradigm.
2013 8月 アメリカ
近年、急性脳梗塞患者を病院に搬送する前に血栓溶解剤のtPAを注射してしまう処置(Drip-and-Ship Paradigm)が良い成績を収めている。その理由を調べてみたそうな。
過去1年間に急性期脳梗塞で入院した120人の患者データを見なおしたところ、
次のことがわかった。
・20人(16.7%)は最終的に脳卒中類似症状と診断され、すぐに退院した。
・このうち14人はヒステリー、6人はけいれん発作、片頭痛、低血糖だった。
・彼らは若く、精神疾患のあるものが多かった。
・脳卒中類似症状の20人のうち18人(90%)はtPAを注射された。
・この割合は、一般の急性脳梗塞患者のtPA注射率(65%)よりも高かった。
・tPAを打たれた脳卒中類似症状患者に出血などの合併症はなく、すぐに全員自宅へ帰った。
・搬送まえにtPAを打たれた患者83人のうち実に18人(21.7%)が脳卒中類似症状患者であり、一方 基幹病院でのその割合は5.4%に過ぎなかった。
病院搬送前にtPAを打ってしまう治療の成績が良く見えるのは、治療する必要の無い脳卒中類似症状の患者を数多く相手にしてしまうからなのでは?
というおはなし。
感想:
たまたま出血の事例がなかっただけで、ほんとは由々しき問題なんじゃないのかな?
2022年1月17日
脳内出血も早く病院に行ったほうがいいの?
元2021 12月 メキシコ
2019年8月30日
Stroke誌:脳梗塞後の脳卒中類似症状の頻度と原因
元
Incidence and Etiologies of Stroke Mimics After Incident Stroke or Transient Ischemic Attack
2019 ノルウェー
脳卒中類似症状(stroke mimics)は脳虚血を原因としない神経症状で、脳卒中とのくべつがむつかしい。
また脳梗塞は再発のリスクが高い。
脳梗塞やTIAのあとの脳卒中類似症状の頻度とその特徴についての調査はまだないので再発の頻度や時系列パターンもふくめてくわしくしらべてみたそうな。
2007-2013 ノルウェーのハウケラン大学病院の脳梗塞とTIAの患者1872人について脳卒中類似症状と再発を5年前後フォローしたところ、
次のことがわかった。
・この間に339人で480回の脳卒中類似症状イベントが確認された。
・その頻度は年間1000人あたり58.7回で、再発の頻度34.0回を上回った。
・脳卒中類似症状と再発のリスクは初回脳卒中後1年間がもっとも高かった。
・脳卒中類似症状でもっともおおかった原因は、脳梗塞の後遺症(19.8%)、脳血管障害を疑わせる観察結果(15.6%)、感染症(14.0%)、けいれん発作(9.6%)、めまい(8.3%)、頭痛 片頭痛(7.7%)、失神(7.1%)だった。
・とくに上位2つの原因は初回脳卒中後の1ヶ月間に集中していた。
脳梗塞後の脳卒中類似症状の頻度は脳卒中の再発頻度よりも高かった。脳卒中類似症状には複数の原因がからんでいて、とくに初回脳卒中後はやい時期に集中していた、
というおはなし。
感想:
初回脳卒中の直後はみなが異変に敏感になっているからなんでもないことをおおげさにあつかうのは仕方がない。
じつは脳卒中でなかった割合 in Japan
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