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2024年5月19日

抗凝固薬ユーザーの危機!軽い打撲でも脳出血のリスク急増!

2024  5月  イラン


外傷性脳損傷(TBI)は、障害や死亡の主な原因の一つである。

高齢者は不慮の転倒リスクが高いため、TBIの多くは高齢者に起こる。

高齢化に伴い、抗凝固薬の使用も増加している。

頭蓋内出血(ICH)のようなTBIの重篤な合併症は、軽症例でも起こることがある。

軽症TBI患者の管理に関する現在のガイドラインによると、抗凝固療法を受けているすべての患者に対して頭部CT検査が推奨されている。

そこで、経口抗凝固薬を服用している軽度TBI患者におけるICHの発生率をくわしくしらべてみたそうな。



10ヵ国からの軽度TBI患者を評価した28の研究についてメタアナリシスをこころみた。

総サンプル数は11,172、DOACを使用した症例は5671例、VKA(ワルファリン)を使用した症例は5501例であった。



次のようになった。

・経口抗凝固療法を受けた軽度TBI患者におけるICHの全発生率は9.4%と算出された。

・DOACとVKAを服用している患者の即時型ICH発生率はそれぞれ6.4%と10.5%であった。

・抗凝固療法を受けた軽度TBI患者における即時型ICHの全体的な割合は8.5%であり、研究間の異質性が高かった。

・さらに、DOACおよびVKAを服用している軽度TBI患者における遅発性ICHの発生率は、それぞれ1.6%および1.9%であった。

・経口抗凝固療法を受けた軽度TBI患者における遅発性ICHの全発生率は1.7%であった。

・DOACを服用している軽度TBI患者における全ICH発生率は7.3%と算出された。

・しかし、VKAのみを服用している患者では、全体のICH率は11.3%と高かった。

・DOACを服用している患者はVKAを服用している患者と比較して軽度TBI後のICHリスクが低かった。


受傷前に経口抗凝固薬を投与されている軽度TBI患者のおよそ10%が頭蓋内出血を起こしていた。彼らへの脳CT検査を実施する必要性が確認された、


というおはなし。

軽い打撲で脳出血

軽い打撲で脳出血


感想:

アタマをコツンとしただけで10人に1人が脳出血をおこすってこと。

脳梗塞を防ぐためなら脳出血になっても構わない、というひとが飲む薬なんだよねサラサラ薬は。










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