元2022 7月 ポーランド
小児脳梗塞は発症率が成人よりも低くデータもおおくない。
そこで、ポーランドにおける小児脳梗塞に関連する特徴をくわしくしらべてみたそうな。
2011~2020年の国民健康基金の登録データに基づいて、年齢、性別、地域、入院時の月と季節、入院期間、費用などを分析した。
次のことがわかった。
・調査期間中にポーランドで発生した18歳までの小児脳梗塞による入院は622例であった。・男性59%、女性41%だった。・発症のおおい季節は秋だった。・最も頻度の高い年齢サブグループは青年で、次いで幼児または就学前児童(それぞれ34.73%、24.12%)、最も頻度の低い年齢サブグループは新生児または乳児(9.81%)であった。・入院費用が最も高かったのは、血栓除去術が必要な前方脳動脈の塞栓による脳梗塞であった。・入院期間と費用は互いに正の相関があった。・年齢は入院期間と負の相関にあり、入院費用と正の相関を示した。
ポーランドの小児脳梗塞は、は女児よりも男児におおく、年少児よりも青年(15~18歳)におおかった、
というおはなし。
感想:
「男児におおい」という点に関心をもった。
台湾や中国での同様の調査でも60-70%が男児だったという。
コロワク後の心筋炎も若者におおくその8割がなぜか男性↓。