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2024年2月10日

脳卒中を防ぐ驚きの食事変革 - あなたの体が欲するタンパク質とは?

2024  2月  中国


食事タンパク質の量および供給源の種類と、脳卒中など心血管系疾患(CVD)との関連についてくわしくしらべてみたそうな。

2024年11月7日

タンパク質が鍵!脳卒中後の認知力を劇的に改善する食事法とは?

2024  11月  オランダ


脳卒中後の患者は、認知機能の低下により生活の質が大きく損なわれる。特に、記憶力や集中力、実行機能といった日常生活に必要な能力の低下が深刻である。

このため、認知機能を維持・改善するための介入が求められている。最近の研究では、食事性のタンパク質の摂取が認知機能や脳の血流(脳血管機能)に影響を与える可能性が注目されているので、タンパク質介入研究のシステマチックレビューを試みたそうな。

2017年5月12日

日本人の脳卒中を防ぐ食事タンパク質の量が明らかに


Dietary Protein Intake and Stroke Risk in a General Japanese Population
2017  5月  日本

食事からのタンパク質が増えると脳卒中になりにくいと言われているものの、必ずしもそうと言えない報告もある。

こんかい日本人についてタンパク質を摂る量とその由来、脳卒中の種類との関連をしらべてみたそうな。


40-77歳の健康な2400人について食事内容調査を行い、その後の脳卒中の有無を19年間フォローしたところ、


次のようになった。

・この間に254人が脳卒中になり、脳梗塞は172人、脳内出血は58人だった。

・タンパク質摂取量がおおいと脳卒中 とくに脳内出血リスクが低かった。

・1日あたりの全タンパク質摂取量がもっとも少ないグループ(50g未満)にたいするもっとも多いグループ(61.5g以上)の脳内出血リスクは63%低下した。脳梗塞は14%低下だった。

・植物性タンパク質でみると、摂取量がもっとも少ないグループ(1日に30g未満)にたいする一番多く摂るグループ(39g以上)の脳梗塞リスクは40%低下、脳内出血リスクは45%低下だった。

・動物性タンパク質でみると もっとも少ないグループ(16.1g未満)にたいするもっとも多いグループ(25g以上)の脳梗塞リスクは変わらず、脳内出血リスクは53%低下だった。

・米を多く摂るほどタンパク質摂取量が少なかった。
食事から多くのタンパク質を摂っている日本人ほど脳卒中リスクはあきらかに低かった、


というおはなし。
図:タンパク質摂取量と種類別脳卒中リスク

感想:

タンパク質含有率は肉で20%、豆腐で10%くらいだから、1日に 肉125g+豆腐390gを摂るともっとも多いグループに仲間入りできる。

ちょっとおおい感があるけど、できない量ではないな、、

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2024年3月16日

驚愕の研究結果公開!植物性タンパク質が脳卒中リスクを劇的に下げるかも?最新研究が明らかにする食生活の真実

2024  3月  中国


疫学的証拠から、食事からのタンパク質摂取と脳卒中をふくむ心血管疾患(CVD)との関連は、タンパク源(植物由来か動物由来か)によって異なる可能性が示されているが、過去の研究は限られており、結論は出ていない。

そこで、植物性または動物性タンパク質の摂取とCVDリスクとの関連をくわしくしらべてみたそうな。

2015年10月31日

食事タンパク質と脳卒中について


Association of Dietary Protein Consumption With Incident Silent Cerebral Infarcts and StrokeThe ARIC Study
2015  10月  ドイツ

食事から摂るタンパク質と脳卒中との関連を調べてみたそうな。


45-64歳の健康な11601人について、日頃の食事内容を調査し、脳卒中の発生を20年あまりフォローしたところ、


次のことがわかった。

・この間に699件の脳卒中があった。

・タンパク質の総量、動物性 植物性にかかわらず脳卒中リスクとの関連は見られなかった。

・しかし赤肉の摂取は特に脳梗塞の発症と関連があった。

・赤肉の摂取量が増えるほど脳梗塞リクスは上がった。

・食事タンパク質と無症候性の脳梗塞との関連は見られなかった。


食事タンパク質と無症候性脳梗塞との関連はなかったが、赤肉の摂取は脳梗塞と関連があるかもしれない、


というおはなし。

写真:食事タンパク質

感想:

赤肉(家畜肉)とガンの関連は最近WHOの警告で話題になったばかり。

ハンバーグの代わりにさつま揚げを食べればいいと思う。

2023年4月2日

高タンパク質食と脳卒中の関係

2023  3月  ギリシャ


高タンパク質食には太り過ぎを防ぎ血圧を下げる効果があることが示されている。

いっぽうでタンパク質摂取量の増加が心血管系に与える影響はよくわかっておらず、糖尿病や腎臓を悪化させるとする報告もある。

そこで、高タンパク質食が脳卒中など心血管疾患へ与える影響をあきらかにするべくメタアナリシスをこころみたそうな。

2021年12月3日

タンパク質制限食で脳神経が回復する

2021  11月  ドイツ


家畜肉を定期的に摂取してタンパク質が豊富な状態にある者の脳卒中リスクが高いことがわかっている。

いっぽう、体重減少をもたらさない程度のタンパク質の摂取制限下にあったラットを脳虚血にした場合、その後の神経障害の程度が抑えられ、梗塞も小さいことが報告されている。

そこで脳卒中のあとに、適度なタンパク質摂取制限を始めた場合にも神経保護効果がみられるものか、動物実験してみたそうな。

2017年12月12日

発症前のタンパク質と 重症度 回復度


Premorbid dietary intake of protein is associated with early outcomes but not with severity of ischemic stroke.
2017  12月  中国

タンパク質をおおく摂ると脳卒中予防になることはいくつもの研究であきらかになっている。さらに脳卒中後のプロテインサプリメントが神経症状の回復を促すとする報告もある。

発症するまえに摂っていたタンパク質の量が 脳卒中の回復に与える影響についての研究はほとんどないので しらべてみたそうな。


脳卒中患者202人に食事習慣を面談調査し、食事から摂るタンパク質の量と神経症状の重さ(NIHSS)や90日後の回復度(mRS)との関連を解析したところ、


次のことがわかった。

・患者の54.7%はNIHSS 5以下の軽症、45.3%がNIHSS 5以上で、

・総タンパク質量は動物性や植物性とわず重症度とあきらかな関連はなかった。

・90日後の回復良好(mRS 2以下)63.2%、回復不良(mRS 3-6)は36.8%で、

・発症前のタンパク質の総摂取量と回復度には正の相関があった。

脳卒中になる前にタンパク質をおおく摂っていた患者の回復は概ね良かったが 重症度とは関連がなかった、



というおはなし。
図:食事のタンパク質

感想:

あんまり関連つよくない。
そりゃ足りないよりはいいわな、、、くらいの話。

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2024年8月26日

「日本食」で脳卒中リスク増大!?高塩分・低カリウムで腸内バランスが崩壊

2024  8月  イタリア


腸内細菌叢が、特定の食事条件によってどのように変化し、それが脳卒中の発症にどう影響するかはよくわかっていない。

そこで、日本スタイルの食事が腸内細菌叢を変化させ、それが脳卒中の発症に関与するかどうかをくわしくしらべてみたそうな。

2014年6月13日

動物性タンパク質をたくさん摂ると脳卒中予防になる


Quantitative analysis of dietary protein intake and stroke risk.
2014  6月  中国

食事で摂るタンパク質と脳卒中との関連を見なおしてみたそうな。


医学データベースより関連する研究を厳選し、データ統合ののち再解析したところ、


次のことがわかった。

・254489人の被験者を含む平均追跡期間14年、7件の研究が見つかった。

・タンパク質を多く摂る人はほとんど摂らない人に比べ脳卒中リスクが20%低かった。

・1日あたりタンパク質を20グラム多く摂るごとに脳卒中リスクが26%低下した。

・タンパク質が動物性の場合、脳卒中リスクは29%低下し、植物性の場合12%の低下だった。

・7件の研究の内2件は日本、1つはスウェーデンで、彼らは魚から多くのタンパク質を摂っていた。


タンパク質を多く含む食事は脳卒中予防になる。特に魚由来の動物性タンパク質が望ましいだろう、


というおはなし。

写真:魚を食べる

感想:

魚や肉のタンパク質含有率は25%くらいだから、いつもより肉を80g多めに… が目安かな。

2012年8月6日

食事のタンパク質と脳卒中について 女性の場合


Dietary protein intake and risk of stroke in women.
2012  7月  スウェーデン




タンパク質の摂取量と脳卒中との関連を調べたそうな。



34670人の女性について食事アンケートをとり、10年あまり追跡調査した。




次のことがわかった。


・この間に1680件の脳卒中があった。(脳梗塞1310件、脳出血154件ほか)

・動物性タンパク質の摂取量が増えると脳卒中が著しく減った。

タンパク質を多く摂る人はそうでない人に比べ脳卒中リスクが3割近く低下した。

・特に、高血圧症の女性の場合、そのリスクが半分程度になった。







高血圧の女性はタンパク質の豊富な食事が

脳卒中予防になることがわかった



というおはなし。



写真:タンパク質

2024年11月30日

因果関係で証明!脳卒中と戦う究極の主要栄養素とは

2024  11月  中国


近年、栄養素が脳卒中や心血管疾患に及ぼす影響が注目されている。しかし、従来の研究では因果関係を正確に証明することが難しく、特にタンパク質や脂肪、糖質が脳卒中にどう影響するかは明らかでなかった。

そこで、観察研究と遺伝情報を使ったメンデルランダム化解析(MR解析)を組み合わせることで、栄養素の本当の影響をくわしくしらべてみたそうな。

2019年5月25日

玉子とコレステロールとapoE4と脳卒中


Egg consumption, cholesterol intake, and risk of incident stroke in men- the Kuopio Ischaemic Heart Disease Risk Factor Study
2019  5月  フィンランド

玉子は黄身にコレステロールがおおくふくまれることからながらく摂り過ぎないように とされてきた。

玉子と脳卒中リスクについての研究は比較的すくないものの、最近のいくつかのメタアナリシスでは脳卒中リスクが上がる、下がる、変わらないとする相反した結論が得られている。

玉子と血圧についても同様で調査により結論がことなる。

いっぱんに食事から摂るコレステロールは血中コレステロールにほとんど影響しない。しかしアポリポタンパク質E (apoE)の遺伝子の特定の型を持つ者は食事コレステロールにおうじて血中のLDLコレステロールが増える可能性があることが知られている。

apoEのうち4型遺伝子が表現型にある者は脳卒中など心血管疾患になりやすいという。またフィンランド人の3分の1は apoE4表現型を持つ。

そこで、玉子と食事コレステロールと脳卒中との関連をapoE4表現型のキャリアーもふくめてくわしくしらべてみたそうな。

2023年10月15日

脂肪を摂ると心不全リスク減、他の疾患との関連は?

2023  10月  中国

 
特定の栄養素が不足すると、脳卒中など心血管疾患や代謝性疾患に対する脆弱性が高まる。

しかし、これまでの観察研究やランダム化比較試験では、食事栄養とこれらの疾患との関連性に関するデータ結論に一貫性がなかった。

そこで、主要養素(脂肪、タンパク質、糖質、炭水化物)と微量栄養素(β-カロテン、葉酸、カルシウム、鉄、銅、マグネシウム、リン、セレン、亜鉛、ビタミンC、ビタミンD、ビタミンB、ビタミンB12)が、

冠動脈疾患、心不全、脳梗塞、などの心血管疾患への感受性に及ぼす影響の因果関係を評価するために、メンデルランダム化解析をこころみたそうな。

2015年1月24日

脳卒中患者はタンパク質をしっかり摂ったほうが良いとする理由


Effects of different intakes of protein on nutritional status in severe stroke patients
2014  11月  中国

脳卒中患者のタンパク質摂取量の影響を調べてみたそうな。


89人の重症脳卒中患者を1日のタンパク質摂取量ごとにA,B,Cグループに分けた。

A:0.9g/kg
B:1.2g/kg
C:1.6g/kg

7日後、14日後の血液サンプルおよび上下肢の周囲長を測定した。


次のことがわかった。

・14日時点でグループA,Bの上腕周囲長および下腿周囲長が著しく減少した。グループCでは変化はなかった。

・総タンパク質およびアルブミン、ヘモグロビンがグループAでは減少の一途。グループBでは一旦減少して増加、グループCでは減少はなく後半に増加した。

・体筋肉量を反映するクレアチニンは3グループとも変化はなかった。

・タンパク質の代謝産物である血液尿素窒素はグループA,Bで増加したがグループCでは変化がなかった。


重症脳卒中患者の栄養状態を改善するためにはタンパク質を1日あたり1.6g/kgは摂らせると良い、

というおはなし。

感想:

健康なひとでもかなり意識しないと1.6g/kg にはならないだろうな。ぜんぶ肉(含有率20%)で摂るとすると体重50kgで 400g相当の肉を毎日食べなくてはならない。

思い出すに、、リハビリ病院の食事の量は少なかった。体重3キロ以上減った。

2021年1月6日

栄養サポートの頻度と脳卒中回復

2020  11月  日本


脳卒中患者の栄養やエネルギーの評価が回復に及ぼす影響についてのエビデンスはすくない。

そこで、脳卒中患者への食事療法の処方頻度と転帰との関連をくわしくしらべてみたそうな。

2025年4月8日

肉じゃダメ!?脳卒中リスクを下げる“神アミノ酸”は穀物と乳製品にあった!

2025  3月  イギリス


近年、タンパク質摂取と脳卒中リスクとの関連が注目されているが、食品単位での議論が中心であり、タンパク質を構成する個々のアミノ酸の役割については明らかになっていなかった。

また、虚血性脳卒中と出血性脳卒中では発症メカニズムが異なり、それぞれに異なるリスク因子が関与している可能性がある。そこで、22種類のアミノ酸と脳卒中リスク(虚血性・出血性・総合)の関連をくわしくしらべてみたそうな。

2025年8月30日

日本人は体重より腹囲で決まる──ウエストが示す脳卒中リスク

2025  8月  日本


心臓病や脳卒中といった心血管疾患は、日本人にとっても大きな死亡原因である。肥満がこれらのリスクを高めることはよく知られているが、従来使われてきたBMI(体格指数)だけではリスクを正しくとらえきれない場合がある。

とくに日本人は、体重が重くなくても「お腹だけ出ている」タイプが多く、脳卒中の危険を見逃してしまう可能性がある。そこで、腹囲に基づいた新しい体型指標であるBRI(Body Roundness Index)やWHtR(ウエストと身長の比率)が役立つかどうかを、日本人を対象に長期間追跡してくわしくしらべてみたそうな。

2025年4月16日

新たな健康常識!?肉をやめるとラクナ梗塞になるメカニズムとは

2025  4月  ギリシャ


肉や乳製品などの動物性食品を控えることが、健康にどんな影響を与えるのかはよく話題になる。特に、糖尿病や心臓病、脳卒中との関係が注目されている。

しかし、こうした食事の変化が人の体の中でどんな風に働いているのか、特に脳卒中との関係では、まだよくわかっていなかった。

そこで、ギリシャ正教の「断食」の習慣を持つ人たちを対象に、体の中の変化を詳しく調べてみたそうな。

2025年8月19日

薬より強い?食物繊維が“脳卒中後うつ”を遠ざける驚きのメカニズム

2025  7月  中国


脳卒中は世界で2番目に多い死因であり、多くの人が後遺症を抱えて生活している。その中でも「脳卒中後うつ(post-stroke depression, PSD)」は3人に1人が経験するとされ、リハビリの妨げや再発・死亡リスクの上昇につながる大きな問題である。特に女性は男性よりもうつになりやすく、症状も重くなりやすい。

一方で、これまでの研究では「食事と気分」の関係が注目されてきた。特に食物繊維は腸内環境を整える働きがあり、心の健康にもつながるのではないかと考えられている。しかし「食物繊維とうつ」を調べた研究は多くても、「脳卒中後うつとの関係」を調べたものはほとんどなかった。

そこで、米国の大規模調査NHANESのデータを使って、女性における食物繊維摂取とPSDの関係をくわしくしらべてみたそうな。

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