元2022 11月 フィンランド
~ 5000超の記事をシンプルな単語で検索するよ!
2022年11月25日
虫歯でも脳動脈瘤ができるの?
2019年9月4日
くも膜下出血が起きやすい天気と瘤の形
元
Association Between Meteorological Factors and the Rupture of Intracranial Aneurysms
2019 9月 中国
くも膜下出血の85%は脳動脈瘤の破裂によるものである。
脳動脈瘤の形成、破裂の関連要因として血圧、喫煙、女性、家族歴などがあげられる。
さらに気象条件との関連を示す報告もいくつかあるが、調査により結論が異なっている。
そこで、脳動脈瘤の破裂によるくも膜下出血と気象条件との関連を、脳動脈瘤の形状もふくめてくわしくしらべてみたそうな。
2021年5月5日
2022年5月15日
ワイドネック脳動脈瘤が破裂しやすい理由
元2022 4月 中国
2020年11月12日
軽い脳卒中なのに動脈瘤がある率
元2020 11月 イギリス
2022年10月3日
脳のコブは小さいほど破裂しやすい
元2022 9月 カザフスタン
2018年8月19日
つぎの脳動脈瘤がみつかってしまったら
元
Impact of Aneurysm Multiplicity on Treatment and Outcome After Aneurysmal Subarachnoid Hemorrhage
2018 8月 スイス
脳動脈瘤破裂によるくも膜下出血患者の20-33%は複数の脳動脈瘤(多発脳動脈瘤:MIA)を持つという。単発の脳動脈瘤(SIA)とくらべたときのMIAの予後や治療方針については未だあきらかになっていない。
そこでスイスのくも膜下出血患者データベース(Swiss Study of Subarachnoid Hemorrhage:SOS)を使ってくわしくしらべてみたそうな。
2009-2014のくも膜下出血で初日に死亡しなかった動脈瘤を手術済みの1689人について
MIAまたはSIAでの
あらたな脳卒中の発生、機能回復度、死亡率との関連を解析したところ、
次のことがわかった。
・26.4%がMIAの患者だった。
・あらたな脳卒中の発生は 19.3% vs 15.1でMIAグループにおおかった。
・局所的な神経障害もMIAグループであきらかにおおかったが、
・機能回復度、生存率の点でMIAとSIAでグループ間の差はなかった。
多発脳動脈瘤のくも膜下出血患者では短期的にあらたな脳卒中を起こす率は高かったものの、機能回復度や生存率に悪影響をおよぼすことはなかった、
というおはなし。
感想:
読むと あらたにみつかった未破裂の脳動脈瘤(bystander aneurysms)のほぼ8割が追加の手術でクリップかコイルをしている。
未破裂だから放置しておいてもいいはずなのに手術率が高い。おそらくはこういう↓こと。
患者は最初の動脈瘤で手術への心理的ハードルが低くなっているので追加の手術を受け入れやすい。しかも未破裂とはいっても もはや健常者ではないので手術に失敗しても言い訳がたつ。
これらの状況が手術経験の少ない医師への練習台需要とマッチするため、高率で手術がなされるのだと考える。
脳に動脈瘤がいくつもできる人の特徴
脳動脈瘤は次から次へとできてしまうの?
2024年2月19日
うつが脳の危機を招く!?脳動脈瘤との衝撃的な関連を解明
元2024 2月 中国
2018年4月24日
ストレスで脳動脈瘤ができる条件とは
元
Stress in Patients With (Un)ruptured Intracranial Aneurysms vs Population-Based Controls.
2018 4月 オランダ
ストレスが脳卒中のリスク要因とする報告がいくつもある。
そこでストレスと脳動脈瘤の発生および破裂との関連を詳しくしらべてみたそうな。
未破裂動脈瘤患者227人と破裂脳動脈瘤患者490人、健常者775人について、
おおきなストレスイベントとして以下の4種類のテーマ
*お金、*家族との死別、*子供、*仕事
と、その時期、
継続的なストレスを自覚する場として、
自宅 または 職場
でのストレス頻度を聞き取りし、
関連を解析したところ、
次のことがわかった。
・未破裂脳動脈瘤患者のほうが破裂患者よりも重大なストレスイベントの数がおおかった。
・ストレスイベントとしてはお金にまつわるものが未破裂脳動脈瘤とのみ関連が強く、子供関連ストレスや家族の死別と脳動脈瘤との関連はなかった。
・ストレスイベントの時期と脳動脈瘤との関連はなかった。
・自宅で受ける継続的なストレスの頻度は 破裂および未破裂脳動脈瘤と用量関係にあり、生涯をとおして受けるとさらに関連はつよかった。
・職場での継続的ストレスと脳動脈瘤との関連はほとんどなかった。
自宅で受けるストレスの総量が脳動脈瘤と関連していた。どういうメカニズムなのかはさらなる調査が必要、
というおはなし。
感想:
社会からの避難所であるべき自宅がストレスフルな環境の場合、もはや「あの世」を目指すしか逃げ場がないという意味の生体反応じゃないかな。
2019年10月8日
高齢者の脳動脈瘤治療が必要でない理由
元
Asymptomatic intracranial aneurysms in the elderly- long-term clinical and radiological follow up of 193 consecutive patients
2019 9月 オーストラリア
平均寿命と画像診断技術の向上により高齢者に未破裂脳動脈瘤がみつかることがおおくなった。
しかし高齢者は余命が短く手術の合併症を負いやすいことから未破裂脳動脈瘤を治療するメリットが小さいとも考えられる。
高齢の未破裂脳動脈瘤を治療するべきか否かについてはいまだ諸説あるので、実際に長期フォローをして破裂傾向をたしかめてみたそうな。
2023年8月30日
メンタルヘルスの暗黒面: 脳動脈瘤リスクを高める証拠
元2023 8月 アメリカ
2023年7月14日
脳梗塞患者に潜む危険:動脈瘤リスクを解明
元2023 6月 コロンビア
2019年7月25日
Stroke誌:手術するべき脳動脈瘤4つのチェック
元
Treatment Scoring of Unruptured Intracranial Aneurysms
2019 7月 フィンランド
くも膜下出血の発生率は低下傾向にあり平均年齢はあがっている。つまり若年者の発生が減少している。その理由として喫煙率の低下や診断精度の向上が考えられる。
いっぽうMRIの普及にしたがって症状のない未破裂脳動脈瘤の発見が増えている。
これらの状況から 未破裂脳動脈瘤がやがて破裂する(くも膜下出血となる)リスクはかなり低いことがわかる。
未破裂脳動脈瘤の治療(クリップやコイル手術)判断は、その根拠にできる研究が存在しない(選択バイアスが強く使えない)ため非常にむつかしい状況にある。
治療の可否を判断するためのスコア基準 UIA treatment score (UIATS)が提案されているものの とても複雑なうえ精度の検証もなされていない。
「唯一」40年以上まえにヘルシンキ大学がおこなった未破裂脳動脈瘤患者142人を治療せず生涯フォローした研究が使えそうなので、このデータをつかってUIATSを検証し よりすぐれたスコア法を開発してみたそうな。
2020年12月6日
マルファン症候群は動脈瘤ができやすい?
元2020 12月 韓国
2022年9月22日
動脈瘤の見つからないくも膜下出血の特徴は
元2022 9月 中国
2022年1月12日
Stroke誌:なぜ高い女性の破裂率
元2022 1月 オランダ
2018年10月22日
あらたな脳動脈瘤ができる率と期間
元
Natural History of De Novo Aneurysm Formation in Patients with Treated Aneurysmatic Subarachnoid Hemorrhage- A Ten-year Followup
2018 10月 ドイツ
くも膜下出血で脳動脈瘤をクリップやコイルで塞いだ何年かあとに別の脳動脈瘤ができることがある。
あらたな脳動脈瘤が見つかる率と時期についてくわしくしらべてみたそうな。
くも膜下出血の手術をした患者130人(女性63%)を2年毎に画像検査でフォローしたところ、
次のことがわかった。
・10年前後フォローした結果、10人(7.7%)にあらたな脳動脈瘤がみつかった。
・発見までの平均期間は7.9年で、
・2人は2-5年、7人は5-10年、1人は10年以上経ってみつかった。
・あらたな脳動脈瘤の発生と、最初の脳動脈瘤の位置、喫煙、高血圧、年齢、性別に関連はみられなかった。
・この10人のうち2人は脳動脈瘤が破裂して再びくも膜下出血になった。
くも膜下出血のあとあらたに別の脳動脈瘤が見つかる率は7.6%で、その平均期間は7.9年だった。患者は長くフォローする必要がありそうだ、
といいうおはなし。
感想:
コブができやすい人っているんだな。
つぎの脳動脈瘤がみつかってしまったら
脳に動脈瘤がいくつもできる人の特徴
2023年11月7日
腸が脳を救う?微生物が脳出血を防ぐ!?
元2023 10月 ポーランド
2022年12月27日
動脈瘤がないくも膜下出血の合併症率
元2022 12月 ドイツ
2022年8月3日
実際のくも膜下出血の瘤は小さく破裂しにくい
元2022 7月 アメリカ
過去7日間の人気記事10
-
元 Hydroxytyrosol, a Promising Supplement in the Management of Human Stroke: An Exploratory Study 2024 4月 スペイン ヒドロキシチロソール(HT)は、多くの病理学的状況におい...
-
元 Alternating Hot-Cold Water Immersion Facilitates Motor Function Recovery in the Paretic Upper Limb Following Stroke: A Pilot Randomized Co...
-
元 Risk factors and outcomes for refeeding syndrome in acute ischaemic stroke patients 2024 5月 中国 急性脳卒中患者は、意識障害や嚥下障害をきたすと栄養サポートの必要性が増すため、...
-
元 Return to work after aneurysmal subarachnoid hemorrhage 2024 4月 ノルウェー 動脈瘤性くも膜下出血(aSAH)の生存者は、多くの場合、重篤な身体障害や認知障害を伴わずに回復する。 しかし、転帰がきわめて良好なく...
-
元 Regional Disparities in Hyperacute Treatment and Functional Outcomes after Acute Ischemic Stroke in Japan 2024 5月 日本 農村度(rurality)が急性脳梗塞...
-
元 Incidence of intracranial bleeding in mild traumatic brain injury patients taking oral anticoagulants: a systematic review and meta-analys...
-
元 Experiences of using information and communication technology within the first year after stroke - a grounded theory study. 2016 12月 ス...
-
元 Acupuncture for poststroke coma: A systematic review and meta-analysis 2024 5月 中国 脳卒中後の昏睡患者における鍼治療の覚醒促進効果については、臨床現場で広く応用されているにもかかわらず、依然と...
-
元 n-3 fatty acids and the risk of atrial fibrillation, review 2024 5月 ドイツ 心房細動(AF)はよくあるタイプの不整脈であり、ヨーロッパでは600万人以上が罹患している。 心房細動の発生率と有病率は年齢とと...
-
元 The Short- and Long-Term Risk of Mortality in Intracranial Hemorrhage Patients with Tranexamic Acid Treatment in a Population-Based Cohort...
回復と予防のヒント100記事(2017年1月までのぶん)
脳卒中を見逃さない BE-FAST とは
玉子のコレステロールで血管詰まる説はなんだったのか?
緑茶を飲めば慢性期でも脳が再生するという根拠について
2度めの脳卒中で可塑性が再び高まる可能性について
高齢の脳卒中患者へのリハビリは無駄なの?
人生に目的を持つ高齢者の脳には梗塞が寄りつかないことが明らかに
目的をイメージしながら動作訓練すると脳がより広く鍛えられることが明らかに
脳卒中予防には歩く時間が大切 距離やスピードじゃなくてジ・カ・ン
日本人が脳卒中で死なないための生活習慣が判明
水をたくさん飲むと脳卒中にならない、はホントだった
口の中が汚いと脳内出血になるという根拠について
脳梗塞と脳出血を同時に防ぐ肥満度BMIがわかった
脳卒中を防ぐミルクとチーズの量が明らかに
片麻痺の立ち上がり訓練 効果的なやり方
脳卒中は脳機能8年間分の老化に相当することが明らかに!
高血圧の脳卒中予防には葉酸サプリメントが効くことが判明
[ ナッツ vs. 豆 ] 脳卒中予防に適しているのはどちら
触覚刺激で脳がすぐに回復し その効果が10年以上続く可能性について
脳が再生する運動強度がわかった
緑茶とコーヒーを飲むと相互作用で脳出血リスクが3割減ることが判明
脳卒中で復職可能な年数がわかった
ランセット誌:塩分減らすとかえって脳卒中になる
オナニーがきっかけで脳出血になる割合
手の痙縮を解く低周波治療器の効果的使用法が判明!
睡眠8時間を超える人は問答無用で脳卒中リスク46%増し
カップラーメンを週2回以上食べる女性が脳卒中になりやすい理由について
怒りと脳卒中との関連が明らかに
難しい理屈はいいからスクワットをやれ
1日に6000歩以上で脳卒中の再発予防になることを日本の研究者が解明
脳出血で損傷した脳が勝手に再生する可能性について
脳卒中患者がネットを使いこなす理由
若年脳卒中患者は脳の老化が10-20年進んでいた
マルチビタミンの脳卒中予防効果は〇〇年後に現れる
最新の音楽療法 バイノウラルビート (Binaural Beat)
脳卒中になりやすい労働時間がわかった ランセット誌
脳卒中が軽症だからって運転させていいの?
健康のために毎日いっしょけんめい運動するとかえって脳卒中になりやすいことが100万人の調査で明らかに
足をクロスしていたら半側空間無視 確定か?
療法士さんよりもビデオゲームの方が優れていると判明!
両手準備運動をすると脳が刺激されて上肢リハビリが加速することが判明!
心を改め運動を始めるだけで脳の可塑性は復活する
知らない音楽を聴くと脳が広く活動して新しい回路が、
なんとか復職しても仕事は続けられるのだろうか?
NEJM誌:脳卒中で死なない血圧は120未満だからね
脳卒中の言語障害はウェルニッケやブローカのせいではなかった!
手の指を繰り返し動かしてあげても脳への影響はゼロ
片足立ち20秒未満 →小さな脳梗塞や脳出血の可能性高!
[住みやすい国] 日本の脳卒中と自殺との関連について
再発予防のために血圧を120以下にすると長生きできない
【いますぐ実践】片鼻呼吸法で失語症が改善することが明らかに
悪玉善玉比L/Hが低いと脳内出血で死ぬことが明らかに
鼻炎のメリット→脳梗塞予防効果
脳卒中 幹細胞治療のダークサイドについて
ランセット誌:握力よわくなったら脳卒中が近いと知りなさい
だいたい5年後に脳卒中経験者が悩んでいること
ハゲを治そうとして脳卒中になってしまった日本人2例
退院したての元患者が感じていること
麻痺側の触覚を刺激し続けると梗塞を最小限にできる可能性について
脳卒中経験者は自動車運転をナメきっていることが判明
減塩に真面目な人ほど脳卒中で死亡するという事実
納豆を食べると脳卒中で死なない 2万9千人調査
NEJM誌:幹細胞ツアーに参加したら癌ができた
脳梗塞から脳出血へ コレステロールとの関連が明らかに
脳出血で死なないための睡眠時間が判明!
音楽サポート療法の「音楽」はほんとうに必要なのか?
患者に毎日好きな音楽を聴かせたところ、脳に構造改革が起きた模様
感情失禁になる患者の割合について
脳の可塑性のおかげで2年経っても運動機能が回復することが判明
【悲報】脳卒中後、杖を使い続けると麻痺していない手まで動かなくなる
血圧が高いひとは、他人の気持ちがわからない
生活習慣を改めれば脳卒中の再発は防げるの?
カニ歩きと後ろ歩き 片麻痺リハビリに効果的なのは、、
鍼治療の「得気」は小脳のはたらきだった
脳梗塞実績No.1漢方薬 → ほようかんごとう
閉じ込め症候群の患者にあえて生活の質を問うてみた結果、、
砂糖の代わりに甘味料を使うと脳梗塞がさらにひどくなることが判明
ダメージを負った脳組織が勝手に再生する仕組みが明らかに
指ストレッチはいいらしいから さっそくこのビデオで実践することにした
【肥満パラドックス】脳梗塞で長生きするBMIが判明
リハビリの合間のお昼寝は大切 → 訓練がはかどるゾ
刺激豊富な環境で脳梗塞が治る理由
猫を飼う女性は脳卒中で死なないことが判明!
美容院で脳卒中になる女性が続出!
「ストレスが原因」と語る脳卒中患者ほど実はなにもわかっていない
傷ついた脳に効くBDNFが増えるサプリメントが明らかに
運転リハビリに良さそうなおすすめドライブゲーム
【アロマテラピー】ラベンダーの香りが脳梗塞にすごく効く
脳卒中後の疲労感は 只の疲労とはわけが違う
脳卒中がきっかけでホモになることがあるらしい
ダイエットコーラを毎日飲むと脳卒中になることが判明
高コレステロールに朗報 葉酸サプリの脳卒中予防効果
BDNFが7年かけて脳を修復してくれるという根拠について
朝ごはんを食べない日本人は脳内出血になることが判明!
脳卒中予防に最適なビタミンBサプリメントの組み合わせがわかった!
脳卒中経験者の血圧を十分に下げたら死亡者が続出した
痙縮が治る ただの風呂と温泉を比較した
歩きスマホが脳卒中患者のリハビリに適しているという根拠について
磁気嵐が脳卒中を引き起こす と判明!
リハビリは動かせばイイってもんじゃぁない. 本人がやる気になるまで待て.
『足首を鍛えたいのに麻痺して動かないの』→『もう一方の足を鍛えなさい』